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地域社会指標を用いた社会変動過程の分析

研究課題

研究課題/領域番号 01510108
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究機関九州大学

研究代表者

友枝 敏雄  九州大学, 文学部, 助教授 (30126130)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
キーワード社会変動 / 社会指標 / 客観指標 / 主観指標 / 時系列分析 / 戦後日本社会
研究概要

研究課的である「地域社会指標を用いた社会変動過程の分析」を行なうにあたり、本年度は、(1)社会指標収集の理論的指針となる社会変動論の検討(2)社会指標収集の方法の検討(3)地域社会指標の収集、の3つの作業を行なった。
(1)社会指標収集の理論的指針となる社会変動論の検討
社会変動過程の実証分析を行なうには、研究対象の空間的・時間的な限定が必要である。そこで先行研究を検討した結果、空間的には日本社会を対象とし、時間的には戦後期に限定することが、もっとものぞましいことが明らかになった。戦前の社会と戦後の社会はどこか違うのか、あるいは戦後の社会変動の中で変わったものと変わらなかったものは何か、という視点から戦後社会の実証分析を試みることにした。
(2)社会指標収集の方法の検討
日本社会全体の指標と地域社会指標の接合、客観指標(経済指標など)と主観指標の接合の問題を検討した。また時系列分析の方法の検討を行なったが、時系列デ-タとクロスセクションデ-タの接合はきわめて難しいことが明らかになった。
(3)社会指標の収集
市町村単位の客観指標については、ある程度収集できたが、主観指標については所期の目標通りには収集できなかった。収集されたデ-タをパ-ソナルコンピュ-タに貯蔵する方法を検討した。
(3)の作業は、部分的なものにとどまったが、3つの作業を通して、戦後日本社会が大きな変貌をとげたこと、それとともに地域社会間の関係もかなり変化したことが明らかになった。また、1990年代になり、日本社会が転換点に立っていることも、ある程度実証デ-タにもとづいて解明された。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 今田高俊,友枝敏雄編: "社会学の基礎" 有斐閣, 200 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 梶田孝道,金子勇,町村敬志,友枝敏雄著: "時代診断の社会変動論" 福村出版, 200 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1993-03-26   更新日: 2016-04-21  

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