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日本における工業教育発達史の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01510159
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 教育学
研究機関広島大学

研究代表者

三好 信浩  広島大学, 教育学部, 教授 (60033578)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード工業教育 / 産業教育
研究概要

本研究は,先に科学研究費(出版助成)を受けて刊行した『日本工業教育成立史の研究』(風間書房)の続編として,第2次大戦後の技術革新の時期に至るまでの,日本における工業教育発達史について,中央の政策と地域の実態を絡み合わせながら,中央の政策がどのようにして地域に定着していくかを実証的に解明してきた。そのため次の3つの視座から3種の資料を収集することに努力した。
(1)日本の工業教育の発達過程を,政策,制度,思想,実態など多角的に分析し,その全体構造を把握するーそのため東京に3回出張し,主として国立公文書館,国会図書館,東京大学総合図書館などにおいて文献資料の調査を行い,必要箇所の複写を依頼した。
(2)日本の代表的な工業教育(東京4校,京都2校,熊本2校)を特に事例的に取り上げ,卒業生の活動状況に関する追跡調査をなすとともに,特に戦後教育改革の状況や拡充過程に物する資料を収集したーこのため東京に3回(上記(1)の目的とも重複して作業を進めた),京都市と熊本市に各1回出張し,東京大学工学部,東京工業大学,東京都立大学,工学院大学,京都大学工学部,京都工芸繊維大学,熊本大学,熊本工業高等学校について関係資料を調査し,文献資料を複写した。
(3)日本における成立期の工業教育は,イギリスからモデルを受容したという事情にかんがみ,その後における交渉関係を明らかにするとともに,両国に生じた差異を明らかにしたーこのため特にグラスゴ-のUniversty Strathclydeとロンドンのgmperial College of Science and Technologyのア-カイブスに対し文書で資料の照合をした。
以上のようにして収集した資料を整理するため,大学院生2名に依頼して作業を行なうとともに,目下,『日本工業教育発達史の研究』の出版のための原稿執筆の作業に没頭している。近く完成の予定である。

報告書

(2件)
  • 1990 実績報告書
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 三好 信浩: "中原淳蔵と川口虎雄の履歴書に見る西日本における工業教育発達史" 広島大学教育学部紀要. 40. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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