研究課題/領域番号 |
01510206
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 法政大学 |
研究代表者 |
中野 栄夫 法政大学, 文学部, 教授 (70108108)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 淡路 / 古代 / 中世 / 史料 / 研究文献 / 文献目録 / 史料目録 / 淡路国 / 古代史 / 中世史 / 条理制 / 荘園 |
研究概要 |
本研究は、 淡路国の国代中世史を総合的に把握することを目的としている。 本研究の成果としてはまずあげるベきは、 淡路に関する古代・中世史料および研究文献の概略を把握できたことである。 また現地研究者との交流も深まり、 今後も調査を続けて行く上での、 貴重な足がかりができた。成果としては、 淡路に関する古代・中世史料の目録、 淡路関係研究文献の目録を作成することができた。 これらに関しては、 完全とはいえないが、 報告書に目録を示した。 また、 今後の研究計画としては、 これをベ-スとして、 地元機関・研究者の協力を得て、 『淡路国編年史料集成 古代中世編』といったものを完成させたい。 本研究は、 総合研究と銘打ったが、 淡路の研究は現地の研究者の努力にもかかわらず、 立ち後れており、 特に中世に関する関連史料については、 その全体像はまったく把握されていない。 そのため、 現地での調査・打ち合わせは、 もっぱら地元に残った史料の把握すること、 あるいは地元での従来の研究を把握すること、 というレベルで行なわざるを得なかった。 したがって、 文献史料の網羅的検索は断念せざるを得なかった。またそれに規制されて、 古代中世史の具体的推移を詳細に記述するまでには至らなかった。 これは現地調査を重視したための必然的な結果もといえ、 その点、 本研究は所期の目的を達せられなかったといわざるを得ずない。 しかし、 本研究が基礎的段階に終わってしまったことは、 まことに残念ではあるが、 基礎的問題はほぼ把握することが出来たので、 その成果を踏まえれば、 淡路の古代中世史研究は、 非常に楽になったといえる。 その点、 本研究は発展性を持っているので、 所期のねらいとは少しずれるが、 大きな成果を得られたと考えられる。
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