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経済の国際化と税制 ーその理論的・実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01530052
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 財政学・金融論
研究機関一橋大学

研究代表者

石 弘光  一橋大学, 経済学部, 教授 (60017530)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
900千円 (直接経費: 900千円)
1990年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1989年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードユニタリ-・タックス / タックス・スペアリング / 源泉地ル-ル / 特定子会社 / 銀行ライセンス / 居住地ル-ル / 独立企業間価格 / PE / 移転価格税制 / 外国税額控除 / 銀行秘密 / タックス・ヘイブン / フリ-・ポ-ト / ペ-パ-カンパニ- / 情報 / 税制調和 / 二重課税 / 国外所得免除 / タックス・ウォ-
研究概要

初年度は主として、国の内外の文献読みつつ問題の理論的な側面を整理した。2年度に入り、同じように文献を通じ理論的フレ-ムを固める努力のほかに制度ならびに実態面での分析も行った、かくして上記のテ-マを理論的かつ実証的にある程度明確にしえたように思う。2カ年の成果は、次のようにまとめられる
1.国際課税の理論的な側面を体系化しえた。とりわけ国際課税における二重課税調整国際間の課税ベ-スの配分、など一般的なフレ-ムの中で論点を明確にしえた。
2.国際間の海外投資級動を関連して分析した.特に日米間の税率のギャップは海外投資移動とある程度の関係もつことが分る。
3.移転価格税制タックス・ヘイブンとその対系税制の制度面を国際的に比較した。この点、日本の制度がおくれているだけに、他の先進国の経験から学ぶことは多い。
4.1992年のEC統合にむけ税制の調和ータックス・ハ-モナイゼイションの動向も看過しえない。この実態面もある程度、明らかにした。
5.タックス・ヘイブン国の実態、とりわけ中南米を中心に分析を試みた。

報告書

(3件)
  • 1990 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (6件)

  • [文献書誌] 石 弘光: "タックス・ヘイブンの実態" 総合研究開発杆構. 1-117 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 石 弘光: "税制のリストラクケアリング" 東洋経済新報社, 267 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 石 弘光(編): "グロバ-ル化と財政" 有斐閣, 330 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] H. Ishii,: "On Tax Harmonization" Report of Studying Money and Finance. vol. 11. (1989)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] H. Ishi,: "Taxation in the Process of Globalization" Globalization and Public Finance. (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 石 弘光: "Tax harmonizationについて" 金融調査会報告書. 11. 17-37 (1989)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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