研究分担者 |
山里 真 (山里 眞) 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (00015900)
倉田 雅弘 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (10002164)
長谷川 好平 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (10022675)
竹本 史夫 名古屋工業大学, 工学部, 助教授 (50022645)
松浦 省三 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (20024151)
三輪 恵 名古屋工業大学, 工学部, 教授 (30011521)
|
研究概要 |
(I)代数に関するもの:可換環上の加群を考え,これをKー理論的に,加群で成り立つある種のこと,たとえば,ねじれ部分加群,加群の余準素分解などが,グロタニディ-ク群に対応することの中で,どうなるかについての結果を得た。これは加群の長さLを一般化して,Lが0となる部分加群を法として(つまり無視して)どうなるかということである。 (II)トポロジ-に関するもの:M.Kurataは測度を保つ可微分同相に対して,λ≧0のとき,λより小さいリヤプノフexponentsに対応する局所不変多様体の族の存在を証明した。 (III)確率論に関するもの:Y.Hasegawaは無限次元実数列空間Eのある2次の超曲面Sの上において,Levyの極限過程に従ったポテンシァル論を展開した。S上のブラウン運動ξ(t)を構成し,その大数の法則,エルゴ-ド性を研究した。 M.Yamazatoは1次元一般拡数過程のsingle pointsのhitting timeの分布のクラスを特徴づけた。 さらに彼は別の論文において,R上のinfinitely divisible distribution g(R)のある部分クラスCMEにぞくするμがstrongly unimodalになる必要十分条件を与えた。
|