研究課題/領域番号 |
01540046
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学・幾何学
|
研究機関 | 大阪教育大学 |
研究代表者 |
大山 豪 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (50034707)
|
研究分担者 |
安井 義和 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (20030372)
長田 まりゑ 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (80030378)
長田 尚 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (00030338)
鈴木 寛 大阪教育大学, 教育学部, 講師 (10135767)
伊藤 達郎 大阪教育大学, 教育学部, 教授 (90015909)
|
研究期間 (年度) |
1989
|
研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
|
配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
|
キーワード | 代数的組合せ論 / 群論 / デザイン / グラフ / アソシエイションスキム |
研究概要 |
1.次数の低い距離正則グラフの分類を、有向グラフの場合も非有向グラフの場合も完成した。その為の道具として次数の高い場合にも通用する一般理論を作った。有向グラフの場合と非有向グラフの場合では、分類も方法も全く異なるもので、別のとりあつかいが必要である。 2.有限体上のデザインに関して基本的な結果とともに.t=2の場合の構成がト-マスの結果の拡張とゆう形でえられた。tが3以上又、λ=1の場合の存在は興味がある。 3.作用素論における最近の大きな話題の1つは、Heinzの不等式の一般化である古田不等式である。ここではこの不等式を作用素平均の立場から考察し、その構造を明らかにした。 4.有限グラフに対する臨接行列は、Mohar等により、無限無向グラフに対して、臨接作用素とゆう形で拡張された。そこで有向(無限)グラフに対して同様の試みを行った。この場合一般の作用素が現れ、作用素論的考察がより必要となる。その臨接作用素が正規作用素となるための条件は、ゲラフのことばで表すことができる。 5.コンパクト空間の一般化として、被覆による一般化と、与えられた閉集合族の開集合への拡張が考えられる。この2つの一般化を総合的に研究するという方向へかなり進んだ。また距離空間の、そのものであるRへの関数としてgーfunction考えられるが、距離空間により近い空間族でL^a_λsnev Spacesの族をgーfunctionで特徴付けができた。
|