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一般空間への次元論の拡張

研究課題

研究課題/領域番号 01540059
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 代数学・幾何学
研究機関愛媛大学

研究代表者

永見 啓応  愛媛大学, 理学部, 教授 (50036183)

研究分担者 山田 修司  愛媛大学, 理学部, 助手 (30192404)
野倉 嗣紀  愛媛大学, 理学部, 助教授 (00036419)
研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードFrechet空間 / 強Frechet空間 / sequeutial fan / 結び目 / Jones多項式 / 積空間 / 順序数空間
研究概要

1.次元論及びその周辺の情報収集,討論,研究発表は年間を通じて週一回位ゼミを行った。中心になったのは永見啓応,野倉嗣紀,山田修司である。その他近畿大の藤井清治なども毎週松山を訪れゼミに加わった。また各地に出張して,各グル-プの研究者と情報交換,討論を行った。
2.積空間の位相と因子空間の位相との関連性又は非関連性については野倉嗣紀が多くのことを明らかにした。中心議題は積空間が特殊な空間のコピ-を含んでいるとき,その因子空間はどんな空間を含むかというもので,この議論の応用として多くの問題を明らかにした。例えば可算無限積が列型扇とよばれる空間を含んでいれば実は有限積がすでに,そのような空間を含んでいなくてはならないことを示し,その応用として可算積がFrechet空間ならばその空間は強Frechet空間かという問題に肯定解を与えた。その他可算積が有理数空間の閉コピ-を含むなら,因子空間が含まなくてはならないなどの結果を得た。
3.積空間のFrechet性については,Arhangelskinの問題の否定解を与えると共に,どの程度の性質があれば肯定解が得られるかを詳細に検べた。
4.結び目の理論に対しては主に山田修司が精力的に研究を推進し,多くの成果をおさめた。特に新しい多項式の発見は顕著な成果である。
5.積空間の正規性に関しては野倉がGary Gruenhage,Steavo Purisckなどと共著で研究し,特に順序数空間との積の正規性の必要十分な条件を与えた。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 野倉嗣紀: "Normality of X×ω_1" 投稿中.

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 野倉嗣紀: "Products of sequential convergence properties" Czechoslovak Muthmatiacl Journal. 39. 262-279 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 野倉嗣紀: "Spaces which contains a copy of the rationals" Journal of Mathenatial Society of Japan. 42. 103-112 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 山田修司: "An Invariant of Spatial Graph" Journal of Graph Theory. 13. 537-551 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 山田修司: "An operator on reqular isotopy invariant of link diagran" Topology. 28. 369-377 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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