研究課題/領域番号 |
01540085
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
代数学・幾何学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
樹下 真一 関西学院大学, 理学部, 教授 (40177887)
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研究分担者 |
鈴木 啓介 関西学院大学, 理学部(化学), 教授 (30079652)
浅野 考平 関西学院大学, 理学部, 助教授 (50122007)
篠原 彌一 関西学院大学, 理学部, 教授 (10098303)
鈴木 晋一 早稲田大学, 教育学部, 教授 (10030777)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
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キーワード | 結び目論 / グラフの結び目論 / 結び目論の応用(物性) / 結び目論の応用(化学) / 結び目論の応用(分子生物学) |
研究概要 |
本研究は、トポロジ-の一分野である結び目論の、化学や分子生物学への応用についての研究である。この方面の研究については、数学者・化学者・分子生物学者の情報交換が、とくに日本では全くないといってよい状態であった。それゆえまづ第一に、お互いにどのような研究があり、どのようなことが問題になっているかを話し合うことが必要であった。そのため、研究集会を11月10日・11日に関西学院大学理学部において開いた。 この集会の目的は新しい研究の発表というより、上記に述べた情報の交換に重きをおいたものであった。異なった専門分野の人々の集会であり、このような集会を開くニュ-スが、この方面に興味をもっているすべての人々にゆきわたったとはいえない。したがって当然参加して頂ける人々でも集会を知らずに過ごされた方々が相当あったと思われる。これは、このような集会が日本で初めての試みであったことを思えば致し方なかったことである。一方この集会に幾人かの物理学者も参加され、結び目論の物性論への応用について話されたことは望外の収穫であった。結果として、数学・物理学・化学という異なった専門分野の人々が集り、それぞれの分野での研究の状況や問題の所在を知らされ、互いに話し合う機会をもち、上記の集会いの目的は十分に果たされたものと考えられる。 広い意味での結び目論を数学的に研究している研究責任者にとっては、その数学的研究に、応用への側面をよりよく考慮出来るようになった。空間にあるグラフの研究(グラフの結び目論)は本格的に研究されはじめてからまだ日が浅いが、研究は確実に進歩しており、本研究に参加した研究者およびその研究室においても、それぞれ十分な貢献がなされていると思う。
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