研究課題/領域番号 |
01550076
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
材料力学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
谷川 義信 大阪府立大学, 工学部, 教授 (30081219)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1990年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1989年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 熱応力解析 / 不均質材料 / 傾斜機能材料 / 金属基複合材料 / 熱応力緩和 / 逆問題解析 / 最適化問題 / 理論的解析 / 高温用新素材 / セラミックス-軽金属不均質材料 / 理論解析 / 非定常応答 |
研究概要 |
超高温環境下での耐熱用先端材料の力学的評価に関する研究として、金属基複合材料および軽金属ーセラミックス型不均質材料(熱応力緩和型傾斜機能材料)に対する熱応力問題を解析的手法により取り扱った。 本年度(最終年度)の研究経過は、交付申請書に記載した研究実施計画に概ね沿ったものであり、実施計画の8割程度の達成度であったと考えている。 本年度はまず、前年度(初年度)に主として取る上げた二つのテ-マ、即ち 1.層状複合材料の非定常熱応力・熱変形に関する順問題解析 2.不均質材料の非定常熱応力に関する順問題解析 についての研究を継続し、発展させるための努力をした。これらの二つのテ-マに関して、2年間の研究期間中に、合計7編の論文をまとめ、6回の口頭発表を行った。 さらに本年度は、主として以下に示す二つのテ-マ、即ち 3.不均質材料の非定常加熱条件下での変位に関する逆問題解析 4.不均質材料の非定常加熱条件下での非線形不安定挙動の解析 に取り組んだ。これら二つの研究テ-マに関しては、2編の論文をまとめ、4回の口頭発表を行った。論文としての成果は少ない。しかし、これらの研究課題については、現在、研究を継続中であり、この1年間の研究成果を論文としてまとめるため、解析デ-タの整理、検討を行っている段階である。なお、これらのテ-マについては、いずれも報告例が少なく、不均質材料に関する熱応力解析の分野では今後大きな課題として取り上げられる問題であると考えている。
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