研究課題/領域番号 |
01550391
|
研究種目 |
一般研究(C)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
基礎・土質工学
|
研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
吉國 洋 (吉国 洋) 広島大学, 工学部, 教授 (90034339)
|
研究分担者 |
池上 慎司 広島大学, 工学部, 助手 (70222859)
森脇 武夫 広島大学, 工学部, 助手 (00166456)
日下部 治 広島大学, 工学部, 教授 (40092548)
|
研究期間 (年度) |
1989 – 1991
|
研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
|
キーワード | 浚渫粘土 / 浸透圧密 / シキソトロピー / 強度発現作用 / 粘土の圧縮性 / 埋立 / シキソトロピ- |
研究概要 |
様々な理由のために沖積粘土を埋立材料として利用する場合、ポンプによって浚渫し、埋立ポンドに泥水状態で搬送される。しかし、こうしてできた地盤は何らかの方法で圧密固化しなければならない。現在、その圧密固化は、粘土粒子の自重による沈降圧密、土工機械のための表面固化処理、そして山土による載荷圧密の3つの手順を経て、利用可能な地盤となる。それには長時日を要することと、埋立総土量の中に占める沖積粘土の割合を大きくすることができない難点がある。この難点をさけるために浸透圧を利用した圧密固化工法を平成2年度土木学会年次学術講演会において提案した。本年度の研究目標は、提案した圧密固化工法の効果の確認と設計法および設計に必要な諸特性を求めるための試験法の確立である。 圧密固化工法の効果の確認は、試作した比較的大型の室内模型実験装置を使い、幾つかの代表的モデルケースについて行われ、期待通りの効果が得られることが確認され、その結果は、平成3年度土質工学研究発表会において報告した。 設計法および設計に必要な諸特性を求めるための試験法の確立のための基礎研究は、上述の室内模型実験の結果をもとに行い、その成果を平成3年度土木学会学術講演会および平成3年度土質工学研究発表会において報告した。また、異なった土、異なったケースについて設計法および試験法の適応性を確かめた。その成果は、平成4年度土木学会学術講演会その他において報告した。
|