研究課題/領域番号 |
01550413
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
交通工学・国土計画
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
柴崎 亮介 東京大学, 工学部土木工学科, 助教授 (70206126)
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研究分担者 |
清水 英範 東京大学, 工学部土木工学科, 助手 (50196507)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | 3次元数値地図 / CAD / 3次元形状モデル / 2次元平面グラフ |
研究概要 |
本研究では、都市域における計画や開発事業、都市施設の維持管理等を支援することを目的とした3次元数値地図の実現を目指して、その期待される用途や必要機能などの整理を行い、それに基づいてデ-タ構造とシステムの構成を提案し、さらにその適用可能性の検討を行った。 具体的な研究成果は以下の通りである。 1.3次元空間形状の数値表現としてはCAD等の分野を中心にB-Repsモデル、CSGモデル、Voxelモデルなどがある。しかし、都市域における3次元数値地図の用途を整理した結果、これらのモデルは地図としての用途を考慮した都市空間の表現には、デ-タ冗長性やデ-タ収集費用の点から必ずしも適当ではないことがわかった。一方、3次元数値地図の大きな用途の一つにCAD等への基図デ-タの提供があるため、CAD等で用いられているデ-タ構造へ容易に変換できることが重要である。そこで、3次元形状は立体を除いた面、線、点の組合せで表現することとし、従来からの2次元平面グラフに基づくデ-タモデルの改良を行った。特に新しいモデル表現では形状デ-タ全体を平面グラフとして扱いうる部分(ここではレイヤ-と呼ぶ)に分割して管理している点に特色がある。これにより、デ-タ入力、更新時に必要とされる位相発生の自動化やデ-タ誤りの発見を容易に行うことができる。また、従来から多量にストックされている平面グラフデ-タをそのまま利用することができ、さらに面で囲まれた部分を立体と見なす位相発生を行うことなどによって容易にCAD等における3次元デ-タ表現が可能であり、本研究で提案した新しいデ-タ構造の大きな利点でもある。 2.東京においてデ-タ作成・管理のケ-ススタディを行い、その有効性を確認した。
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