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車両感知器による交通状況検出手法に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 01550419
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関東京都立大学

研究代表者

片倉 正彦  東京都立大学, 工学部, 教授 (60152675)

研究分担者 鹿田 成則  東京都立大学, 工学部, 助手 (30094270)
研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード車両感知器 / 感知パルス / 待行列長 / 旅行時間
研究概要

本研究の目的は、道路上の交通状況を車両感知器によって検出する方法について、従来の検出方法の見直しを図るとともにこれらの方法の検出限界を明かにし、従来の方法では検出困難であった交通状況を検出するための新たな方法を開発することである。
本研究で得られた結果の概要をまとめると以下のとおりである。
1.車両感知から得られる情報と交通状況の関係を明かにするために、東京都内の国道14号線の2区間を対象に、交通状況の状態量として待ち行列末尾位置、旅行時間、リンク流出流入交通量、飽和交通流率を計測し、同時に車両感知器のデ-タをデ-タレコ-ダに収録した。これらの実測した値に基づいて、従来の検出方法で用いられている占有率、平均パルス幅の車両感知器情報と交通状況との相関分析を行い、従来の検出方法における検出限界、問題点を明かにした。
2.車両感知器から収集した感知パルスデ-タを直接用い、感知領域上を通過する車両の状態判別を行うアルゴリズムを作成し、従来の検出方法では推定困難であった信号サイクル毎の待ち行列最大末尾位置を推定する新たな方法を開発した。さらに、この結果を利用して旅行時間を推定するモデルを構築した。この推定モデルは、旅行時間の値が過飽和時において大きく変動するという現象解析の結果に基づき、この変動を表現し得る構造をもったものである。
3.本研究によって開発したモデルによって推定した結果を実測デ-タに基づいて検証した結果、その推定結果が実測値によく適合し、このモデルが充分な推定精度を有していることが確認できた。

報告書

(2件)
  • 1990 実績報告書
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 鹿田 成則: "車両感知器に基づく停止待行列長の推定" 土木計画学研究・講演集. 12. 45-52 (1989)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Shigenori SHIKATA: "The Estimation of Queue Length on Pulse Data from Vehicle Detectors at Signalized Intersections" Memoirs of Faculty of Technology,Tokyo Metropolitan University. 39. 4099-4108 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 鹿田成則: "車両感知器パルスに基づく停止待行列長の推定" 土木計画学研究・講演集. 12. 45-52 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] Shigenori SIKATA: "The Estimation of Queue Length on Pulse Data from Vehicle Detectors at Signalized Intersections" Memoirs of Foculty of Technology,Tokyo Metropolitan University. 39. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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