• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

高速道路網におけるネットワ-ク制御に関する基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01550420
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関立命館大学

研究代表者

巻上 安爾  立命館大学, 理工学部, 教授 (90121615)

研究分担者 中西 恒彦  立命館大学, 理工学部, 助教授 (40066725)
研究期間 (年度) 1989 – 1991
研究課題ステータス 完了 (1991年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1991年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1990年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1989年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワード高速道路 / 交通運用 / 迂回誘導 / 交通実態調査 / フロ-ティング / 交通シミュレ-ション / 交通容量 / 交通管制 / 交通制御 / ネットワ-ク制御 / 渋滞 / 花博 / 交通障害 / デ-タ解析
研究概要

最終年度である本年度は、台風の発生により例年と比べて遥かに小規模な渋滞に終った前年度の調査を補完するための交通実態調査を行うと同時に,災害発生時の交通誘導シミュレ-ションとして,名神高速道路上で冬期の大問題となっている雪氷対策実施時の迂回誘導の効果を評価するための交通シミュレ-ションの実施試みた。項目別に具体的な内容を示すと以下のとうりである。
i)フロ-ティング走行を主体とした交通実態調査の実施
名古屋二環の完成を想定して,東名・名神の迂回路としては,名古屋二環〜伊勢〜東名阪〜名阪〜名阪〜西名阪〜近畿の名自動車動を結んで吹田へ至るル-トを想定するとともに,彦根・八日市・栗東の各インタ-チェンジから国道1号・8号を経由して京滋バイパスを利用する迂回誘導を想定した複数のル-トも取り上げた走行調査を行ない旅行時間の計測を行なった。
ii)大渋滞発生時の迂回誘導シミュレ-ションの実施
調査時の下り線の渋滞は天王山トンネルを頭として50km以上にも及んでいた。したがって各迂回誘導実施箇所における天王山トンネル以西へ向う交通を転換対象として10〜30%の迂回率を想定したシミュレ-ションを行なった。結果は、いずれのケ-スにおいても迂回路へ向う交通も考慮した総施行時間からみて,効果的な迂回誘導の実行ができる可能性のあることが確かめられた。
iii)雪氷時におけるチェ-ン規制・梯団誘導等の作業に伴なう渋滞
既存資料に基づいて交通シミュレ-ションを実施し,標記のような各種作業時に発生する渋滞に起因する時間損失は,適切な迂回誘導を実施することによって,その低減が十分に期待されることが確かめられた。
また工亊規制に起因する渋滞についても検討し誘導効果を確かめた。

報告書

(4件)
  • 1991 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1990 実績報告書
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (12件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (12件)

  • [文献書誌] 板井 康人,巻上 安爾,森田 達夫: "名神高速道路における夏期繁忙期の迂回誘導に関する研究" 土木学会年次学術講演概要集第4部. 46. 236-237 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1991 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 巻上 安爾,井上 矩之,三星 昭宏: "交通工学" 理工図書, 217 (1990)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1991 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] Y. sakai. Y. Makigami, T. morita: "Study on Detour Guidance in Summer Vacation Season on the Meishin expressway" Proceedings of JSCE Anual Meeting. 236-237 (1991)

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1991 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 坂井 康人,巻上 安爾,森田 達夫: "名神高速道路における夏期繁忙期の迂回誘導に関する研究" 土木学会年次学術講演会講演概要集、第4部. 46. 236-237 (1991)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 巻上 安爾,井上 矩之,三星 昭宏: "交通工学" 理工図書, 217 (1990)

    • 関連する報告書
      1991 実績報告書
  • [文献書誌] 坂井 康人・巻上 安爾: "都市間高速道路に関する工事規制と迂回誘導に関する研究" 土木学会年次学術構演概要集. 44. 556-557 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 巻上 安爾・松尾 武: "多重合流を考慮した流入確立の算定方式について" 土木学会論文集. 413/IVー12. 87-96 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Yasuji Makigami,Takeshi Matsuo: "A Merging Probability Calculation Method Considering Multiple Merging Probability" Transportation and Traffic Theory. 11. 21-38 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] Yasuji Makigami,Takeshi Matsuo: "Evaluation of Outside and Inside Expressway Ramps based on Merging Probability" Journal of Transportation Engineering ASCE. 117. 57-70 (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 巻上 安爾,井上 矩之,三星 昭宏: "交通工学" 理工図書, 219 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 巻上安爾: "高速道路渋滞シミュレ-ションモデルを用いた雪氷対策の評価に関する基礎的研究" 土木学会論文集. 395. 105-114 (1988)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 巻上安爾: "交通工学" 理工図書, 200 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

URL: 

公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi