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高密度居住環境下における児童の遊び生活環境整備に関する基礎的研究(居住地区内の遊び場配置形態と遊び生活形態との関連について)

研究課題

研究課題/領域番号 01550465
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築計画・都市計画
研究機関東北大学

研究代表者

青木 恭介  東北大学, 工学部, 助手 (00005521)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1990年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード児童 / 遊び / 戸外化 / 居住環境 / 生活環境整備 / 領域 / 交友関係 / 地域空間 / 児童の遊び / 遊び場分布 / 遊びの戸外化
研究概要

平成元年度及び平成2年度の研究計画は以下のようである。平成元年度は、(1)調査対象地区の選定、(2)調査の実施、(3)調査票からのデ-タ-計測、(4)自宅内遊び・自宅外遊びの発生の解明、平成2年度は、(5)遊び行為の広がりと児童をとりまく遊び場配置パタ-ンとの関連分析、(6)居住地区遊び場利用傾向と地区内遊び場配置パタ-ンとの関連分析、(7)児童の遊び生活領域の変動と居住地区内遊び場配置パタ-ンとの関連分析、をそれぞれの年度の研究計画としていた。それぞれの結果の概要は以下のようである。
1.調査対象地区、杉並区の杉並第十小学校以下4小学校区、仙台市の連坊小路小学校以下3小学校区の計7地区を選定した。
2.平成元年10月中旬から11月中旬に、3〜5年生全員に対して調査を実施した。調査票配布2.742、 回収数2.340、 回収率85.3%であった。
3.調査票からのデ-タ-計測は、(1)基礎デ-タ-、(2)遊び行為デ-タ-、(3)周辺遊び場状況デ-タ-、(4)遊び場評価デ-タ-を中心にった。
4.遊び行為の自宅外化に関しては、1日の遊び時間が1時間以内では遊びは自宅外化しにくく、遊び相手がなく1人遊びの場合や遊び相手が家族である場合も自宅外化しにくいとの基礎的関連を明らかにした。
5.個々の児童の自宅をとりまく遊び場配置の類型化及び個々の遊び行為をとりまく遊び場配置の類型化を行い、先ず、遊び場配置類型と遊びの戸外化との関連を捉え、次いで、遊び場配置類型と遊び行為の広がりとの関連を捉えた。今後、個々の遊び場の質・機能の分析が必要である。
6.遊び場配置類型と利用する遊び場の種別の関連を捉え、遊び場利用傾向は、遊び行為をとりまく遊び場配置類型に関連を持つ事を把握した。
7.遊び場配置類型と遊び行為の広がりでは、遊び場配置類型による違いは明確ではなくほぼ一様に遊び行為の広がりが狭いことが把握された。

報告書

(3件)
  • 1990 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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