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大規模群集の歩行シュミレ-ションモデルの研究

研究課題

研究課題/領域番号 01550467
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 建築計画・都市計画
研究機関福井大学

研究代表者

岡崎 甚幸  福井大学, 工学部, 教授 (80026062)

研究分担者 松下 聡  金沢工業大学, 講師 (80181717)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード群集歩行 / コンピュ-タ-シミュレ-ション / 建築平面計画 / 待ち行動 / エレベ-タ-
研究概要

従来の群集歩行のシミュレ-ションモデルには2種類ある。1つは歩行領域を線状のネットワ-クに抽象化し、人の移動を数値で表現するものである。他の1つは、二次元の拡りの歩行領域内において、各歩行者がそれぞれの状況判断で個別に移動し、その結果として群集歩行を再現するものである。ここでは後者のモデルを対象としている。従来、開発してきたこのモデルは、原則として前進する群集歩行のためのものであり、立止ったり、列を形成してサ-ビスを受けるのを順次待つようなものではなかった。ところが実際の空間ではエレベ-タホ-ル、フロント、改札口など、そこで立止ったり、列を形成して順番を待つなどの行動が多い。そのため群集歩行の再現は困難であった。ここでは、このような待ち行動に関する以下の調査を行い、それぞれの行動規則を作成し、従来から開発してきた群集歩行のシミュレ-ションモデルの中に組み込んだ。
(1)エレベ-タ-が数台あるエレベ-タ-ホ-ルにおける待ち行動や降車および乗車行動
(2)駅、改札口における待ち行動
(3)サ-ビスカウンタ-における待ち行動
その結果、実際の超高層建築のメインフロア-における利用者約200人程度の群集歩行の再現が可能になった。そして平面空間の構成上の欠点や、歩行者の混雑する場所の指摘が可能になった。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 岡崎甚幸,松下聡: "群集歩行における待ち行動のモデル化" 日本建築学会学術講演梗概集. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 岡崎甚幸,松下聡: "待ち行動のある大規模で複雑な空間における群集歩行のシミュレ-ション" 日本建築学会学術講演梗概集. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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