研究課題/領域番号 |
01550468
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
建築計画・都市計画
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研究機関 | 豊橋技術科学大学 |
研究代表者 |
渡邉 昭彦 豊橋技術科学大学, 工学部, 助教授 (70042520)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1990年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1989年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 学習の個別化 / 生涯学習センタ- / オ-プンプラン / 施設内の機能間連携 / ついで利用 / ついで利用率 / 個人利用希望率 / 生涯学習のまちづくり / 施設の機能間連携 |
研究概要 |
生涯学習時代にふさわしい学習者1人1人の学習の個別化を可能とする生涯学習センタ-のオ-プンプラン化の原則を明らかにするため、「生涯学習モデル市区町村事業の244市区町村を対象とした郵送調査、既存の17生涯学習センタ-に対する訪門調査、それらの中でオ-プン化が進んでいる横浜・山形・群馬・福井の4施設の利用者実態調査を行った。 1.244市区町村の調査から、生涯学習の拠点整備は7割が既存の施設の整備で行うとしているが、新しい生涯学習センタ-の設置も2割以上となっている。 2.同上調査から、生涯学習センタ-計画で重視すべき点は、他施設とのネットワ-ク化が69.0%、施設内の機能間連携が58.6%、施設内のオ-プンプラン化41.4%の順である。17施設の訪門調査では、他施設とのネットワ-ク化94.1%、施設内のオ-プンプラン化58.4%で、生涯学習センタ-自身はオ-プン化を重視している。 3.17施設訪門調査から、施設内の機能間連携として、多様な機能間連携を求めており、特に情報を中心に学習、相談、実習間を求めている。 4.4施設の実態調査(利用者)から、個人利用希望諸室からオ-プン化を見ると、ほとんどの諸室にオ-プン化の希望がある。 5.同上調査から、ついで利用率(来館目的以外の部室を利用する率)からオ-プン化を見ると、各施設とも5.5割〜3割のついで利用率があり、その中で最も高率な山形は最もオ-プン化している施設である。この様に、活発な個人利用であるついで利用を増やすには施設のオ-プンプラン化が大事である。 6.同上調査から、階をまたがるついで利用はその階をつなぐ吹抜の大きさや階段の位置によることが分った。
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