研究課題/領域番号 |
01550498
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
資源開発工学
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
大見 美智人 熊本大学, 工学部, 教授 (30040405)
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研究分担者 |
小池 克明 熊本大学, 工学部, 助手 (80205294)
金子 勝比古 熊本大学, 工学部, 助教授 (20128268)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1989年度: 2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
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キーワード | 弾性波探査 / 屈折法 / フォワ-ドモデリング |
研究概要 |
本研究では、与えられた地下構造に対して走時曲線および波線経路をパ-ソナルコンピュ-タ-によって、速やかにかつ精度良く計算するアルゴリズムを開発し、計算プログラムを試作した。得られた成果を要約すると次のとおりである。 (1)屈折層中を伝播する反射波以外のすべての波線を、その伝播経路および射出経路によって、臨界屈折波、非臨界屈折波、層内回折波および層外回折波の4種類に分類し、地層境界面の幾何学的形状から各種の波線が生じる領域をあらかじめ判定し、それぞれの波線ごとに走時計算を行うことによって、簡便でかつ精度の良い走時曲線の計算が可能である。こうして、実測走時曲線の解析から得られる推定地下構造を入力デ-タとする理論走時を求めることができるので、二つの走時曲線の差異に注目して、両者が一致するまで、推定地下構造を修正することによって、より真の地下構造に近いものを得ることができた。 (2)前述の手法に従って、入射波の経路および境界面からの屈折波の射出経路の処理を拡張すると、多層構造の解析にも適用できる。そこで、より大容量の計算が実行できるように、32ビットのパ-ソナルコンピュ-タ-(NEC,PC-98RL)およびデ-タストレイジ(TEAC,RS-2)を使用して、3層構造の解析に使用できる計算プログラムに改めた。 (3)従来の解析手法では不可能と判断された複雑な実測例に対して本手法を適用したところ、実測の走時曲線と一致する理論走時曲線が得られた。
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