研究課題/領域番号 |
01550618
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
工業物理化学・複合材料
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
高須 芳雄 信州大学, 繊維学部, 教授 (50035078)
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研究分担者 |
矢彦沢 清允 信州大学, 繊維学部, 講師 (50021134)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
1990年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1989年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
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キーワード | 多孔性物質 / 細孔構造 / 走査型電子顕微鏡 / シリカ触媒 / アルミ電極 / 多孔質ガラス / レプリケ-ション / 樹脂レプリカ法 |
研究概要 |
本研究では、多孔性物質の細孔構造を評価する新しい方法を確立し、細孔構造を有するアノ-ド処理アルミニウム電極、多孔質ガラス、触媒用シリカ担体、無機金属酸化物触媒の、それぞれの細孔形状の評価に適用することを目的としている。 本手法では、まず多孔質試料と耐酸性樹脂(アラルダイト等)のモノマ-を共に加熱真空脱気した後、真空系内にて混合し、その後大気に曝すことでモノマ-を細孔内に圧入する。続いてモノマ-を重合し、多孔質試料を酸で溶解除去してポリマ-による細孔のレプリカを作り、それを走査型電子顕微鏡にて観察する。 本研究の新規性の特微は、フェノ-ル性ノボラック樹脂であるエポキシ樹脂(商品名アラルダイト)の内、特に耐酸性と真空系内での加熱脱気可能性に優れたもの(XPYー307)を選定することにより、広く多孔性物質の細孔評価に道をひらいたことである。細孔評価に成功した例を列挙する。 1.アノ-ド処理アルミニウム電極の細孔構造の視覚化 微細構造の観察には、従来の酸化皮膜レプリカ法より本法の方がはるかに優れている事を確認した。 2.多孔質ガラス(ガラスフィルタ-)の細孔構造の視覚化 3.触媒用シリカ担体の細孔構造の視覚化 4.無機金属酸化物触媒の細孔構造の視覚化 多孔性ヒドロキシアパタイトに適用し、成功した。
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