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前立腺潜在癌DNAの解析

研究課題

研究課題/領域番号 01570175
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 人体病理学
研究機関三重大学 (1990)
福井医科大学 (1989)

研究代表者

白石 泰三  三重大学, 医学部, 助教授 (30162762)

研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワード前立腺癌 / 潜在癌 / 癌遺伝子 / 遺伝子増幅 / cーmyc / Hーras / Kiーras / DNA抽出 / ras癌遺伝子 / myc癌遺伝子 / AMex包理
研究概要

1.材料
AMex(Aceton Methylbenzoate Xylene包埋)法により組織標本を作成し病理学的検索がなされたのは84例で,各症例あたり平均で20個のブロックが作成された.このうち22例(26.2%)に潜在癌が発見された.
2.DNA抽出,分析
AMeX包埋前立腺組織の100μ厚の切片重量は脱パラフィン前で43ー56mgであり,脱パラフィンにより平均42%減少した.同切片からphenol法で48ー65μgのDNAを回収し,その収率は0.13ー0.15%であった.回収されたDNAはアガロ-ス電気泳動法により数十kb以上の高分子を多く含むことが確認された.
3.癌遺伝子増幅の検索
上記により得られたDNA試料をナイロンメンブランに10μずつスポットし,ビオチン標識したDNA probeでhybridizeし,遺伝子増幅の有無を検討した.用いたprobeは cーmyc 3rd exon,cーHaーrasおよびcーKiーras癌遺伝子に対するもので,hybridizationの条件は42℃,overnight incubationで,使用したprobeの濃度はいずれも12.5μg/mlで,緩衝液は5XSSC,45%formamideを含むものである.発色はalkaliーphosphatase標識streptavidine/BCIP法を用いた.検索した全例でこれらの癌遺伝子の増幅はみられなかった。

報告書

(3件)
  • 1990 実績報告書   研究成果報告書概要
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 白石 泰三: "前立腺潜在癌における癌遺伝子増幅"

    • 説明
      「研究成果報告書概要(和文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] T. Shiraishi, et al.: "Oncogene amplification in latent prostatic carcinoma."

    • 説明
      「研究成果報告書概要(欧文)」より
    • 関連する報告書
      1990 研究成果報告書概要
  • [文献書誌] 白石 泰三: "前立腺潜在癌における癌遺伝子増幅" 発表予定.

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書

URL: 

公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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