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膜性増殖性糸球体腎炎発症・進展機序の免疫学的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01570346
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 内科学一般
研究機関東北大学

研究代表者

清野 仁  東北大学, 医学部附属病院, 助手 (20187826)

研究分担者 斉藤 喬雄 (斉藤 高雄)  東北大学, 医学部附属病院, 講師 (10125552)
木下 康通  東北大学, 医学部付属病院, 助手 (20204951)
研究期間 (年度) 1989 – 1990
研究課題ステータス 完了 (1990年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 200千円 (直接経費: 200千円)
1989年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードC3nephritic factor(NeFA) / C4Nephritic factor(NeFC) / MPGN type I / MPGN type II / 抗イディオタイプ抗体 / C3 nephritic factor / C4 nephritic factor / MpGN type II
研究概要

われわれは,既に補体の持続的活性化の原因となる2つのNephritic factor (NeFA:C3bBbに対するIgG自己抗体,NeFC:C4b2aに対するIgG自己抗体)の新しい測定法を開発し,MPGN I型患者の血中でNeFCが,MPGN II型でNeFAが高率に検出されることを見出だしている。本研究では,これらNeFC,NeFAに対する抗イディオタイプ抗体を作製して,MPGNにおけるこれらの関与を詳関に検討することを目的とした。NeFA,NeFCは,各々の腸性患者よりDEAEクロマトグラフィ-,HPLCを用いてIgGを分離し,EAC3bBb,EAC14b2aによるアフィニティ-クロマトグラフィ-で精製し,ペプシン処理にてF(ab')2として免疫原とした。得られた抗ヒトIgG抗体(マウスモノクロ-ナル,家兎ポリクロ-ナル)を正常ヒトIgGで吸収し,各々のNeFと特異的に反応する抗イディオタイプ抗体の分離,精製を試みているが,今のところ,充分な活性を持つ,抗イディオタイプ抗体は得られていない。抗イディオタイプ抗体の精製及び検定には大量のNeFA,NeFCを必要とするが,これまでは,NeFを患者血清より分離,精製して用いており,量的に非常に限られていた。そこで,大量のNeFを得る目的で,現在NeFA,NeFC陽性患者よりBリンパ球を分離して,EVウィルスで芽球化しNeFA,NeFC産生細胞を選択中である。今のところ各々を産生する数個のクロ-ンを得ており,大量のNeFA,NeFCが得られることが期待できる。それにより,抗イディオタイプ抗体を精製しMPGNにおけるこれらの関与を明らかにできると考えている。

報告書

(2件)
  • 1990 実績報告書
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 清野 仁: "Quantitation of C4 nephritic factor by an enyymeーlinked immunosocbent assay" Journal of immunological Methods. 128. 101-108 (1990)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 清野 仁: "Dual mechanisms of Complement actination in membranopneliberatine glomerubneptritis I" Clinical ncphsology. (1991)

    • 関連する報告書
      1990 実績報告書
  • [文献書誌] 清野仁: "Quantitation of C4 nephritic factor by an enzymelinked immunosorlient assay" Journal of Immunological Mcthods. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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