研究課題/領域番号 |
01570445
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 福井医科大学 |
研究代表者 |
平山 幹生 福井医科大学, 医学部, 講師 (30181192)
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研究分担者 |
久保田 紀彦 福井医科大学, 医学部, 助教授 (70092781)
横地 高志 福井医科大学, 医学部, 助教授 (20126915)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1989年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
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キーワード | Oligo dendrocyte / Astro cyto / Dibutyryl cyclic AMP / Gangliosicle / Trapidil / PDGF / Lysosomal enzyme / Oligodendrocyte / Astrocyte / Ganglioside / グリア細胞 / 細胞培養 / オリゴデンドロサイト / サイクリッリAMP / 移植 / シバラ-マウス / ガングリオシド / アストロサイト |
研究概要 |
(1)培養中oligodendrocyte(oligo)の生化学的基礎を検討するため、ライソゾ-ム水解酵素活性を測定した。培養細胞密度を上昇させると、αーfucosidase、αーmannosidase、βーglucosidase活性が上昇した。培養4日目の酵素活性は全般に低く6ー8日目で活性が上昇した。(2)microfluorocytometryを使い、oligoに結合するgalacfocerebroside(GalC)、myelin basic protein(MBP)に対する抗体量をmonolayer cultureで測定することによりcyclic AMP analogがGalc、MBPを上昇させ、adeuylate cyclaseを活性化するforskolinも同様にoligoのMBPを上昇させることを報告した。cyclic AMP analogがoligoのnuyelin合成能を高めることによりoligoの再髄鞘化の機能を高める可能性があることが推定された。(3)Oligodendrocyteーtypeー2(Oー2A)progenitor cellの分化に関与する因子について検討を加えるため培養系を用い,dibutyiyl cyclic AMP(dbcAMP),ganglioside及びPDGFの阻害剤であるtrapidilのOー2A progenitor cellに対する作用を調べた。新生ラット大脳細胞を単層培養し、5ー7日目に1mM dbcAMP,10ー500μg/ml mixed bovine gangliosicle,10ー800μg/ml tropidilを加え、3ー7日目間培養した。dbcAMPはoligoの数を有意に上昇させたが、Oー2A progenitor cell(A2B5陽性)の数を減少させた。100μg/ml gangliosicleも同様の作用を軽度に示したが、500μg/mlでは細胞障害性を示した。両者ともOー2A progenitor cellのoligoへの分化を促進することが推定された。100μg/ml trapidilは oligoの数を減少させた。またtrapidil投与群ではfibroues astrocyteが多数を占めた。(4)成熟中大脳白質由来の分離,培養細胞中にOー2A prognitor cellが0.1ー0.4%の低率で存在した。mixed gangliosicle,trapidilは高濃度で中成熟oligoの突起仲展の抑制を示した。(5)成熟中oligoのsbivevev mutant movoe脳内への移植実験は現在検討中であり、oligoのPDGF receptorに関する検討も始めている。
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