研究課題/領域番号 |
01570454
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経内科学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
小川 松夫 (1991) 自治医科大学, 医学部, 助手 (50194452)
新島 健司 (1989-1990) 自治医科大学, 医学部, 講師 (80150613)
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研究分担者 |
新島 健司 自治医科大学, 医学部, 講師 (80150613)
小川 松夫 自治医科大学, 医学部, 助手 (50194452)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1991年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1989年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 細胞融合法 / ド-パミン / セロトニン / インサイチュハイブリダイゼイション / インサイチュハイブリダイゼ-ション / hybridization / cell line / 5ーhydroxytriptamine / serotonin / 5-hydroxytriptamine |
研究概要 |
ド-パミン神経細胞の形質を有し増殖能を持った均一な細胞株を確立することを目的した。 1。方法(1)Hybridization C57/BLマウス胎生14日embryoから得た細胞浮遊液をneuroblastoma(N18TG2)細胞と混合しpolyethylene glycolにて細胞融合を行なった。その後HAT培地にて培養し、cell cloningを行なった。(2)immunohistochemistry ABC法を用いてcell lineの細胞を免疫組織染色した。一次抗体はNeuronーspecific enolase(NSE),Tyrosine hydroxylase(TH),5ーHydroxytriptamine(5HT),Glial fibrillary acidic protein(GFAP)に対する抗体である。THと5HTは二重染色もした。(3)cell lineの細胞の生化学分析をNeurochemを使って行なった。(4)cell lineの細胞のTHのmRNAが発現しているかどうかをアルカリフォスファタ-ゼにて標識されたTHのオリゴヌクレオチドプロ-ブを用いてin situ hybridizationを行なった。(5)cell lineの細胞の染色体を数えた。 2。結果(1)NSE,TH,5HTを発現しているcell line(NTK6ー39)が得られた。(2)cell lineの細胞では生化学的の5HTの含量が増加していた。二重染色で同一細胞にTHと5HTが発現することが確認できた。cell line細胞には形態にばらつきがあり、染色性も違っていた。均一の細胞の培養を試みたが不可能であった。(3)NTK6ー39の細胞にはTHのmRNAが発現した。(4)融合させた細胞の染色体数からするNTK6ー39は染色体数が109あるはずであるが数えてみると79しかなかった。 3。考案 ド-パミン神経細胞とセロトニン神経細胞の両者の性質を持った細胞株が確立できた。しかし、cell lineの細胞は均一でなく、免疫染色でもTHおよび5HTの染色性は細胞によって大きな違いがみられた。今後はこのcell lineを用いて神経栄養因子や神経毒の作用を研究する予定である。
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