研究課題/領域番号 |
01570556
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
小児科学
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研究機関 | 国立小児病院 |
研究代表者 |
綱脇 祥子 国立小児病院, 国立小児医療研究センター・炎症, 研究員 (00211384)
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研究分担者 |
倉辻 忠俊 国立小児医療研究センター, 炎症, 室長 (60051728)
柿沼 カツ子 東京都臨床医学総合研究所, 炎症, 部長 (30109946)
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研究期間 (年度) |
1990 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 活性酸素 / NADPH oxidase / affinity label / 慢性肉芽腫症 / GTP@GDP / NADPH / NADPH analogue |
研究概要 |
1、NADPH結合タンパク質の同定 現在、p15.0の位置にO_2^ー生成活性を見いだしているが、完全には精製されていない。そこで、基質であるNADPHのアナログ([ ^<32>P]2',3'ーdialdehyde NADPH)を[rー ^<32>P]ーATPとNAD^+を用いて合成した。Schiff's base形成後、SDSーPAGE、Autoradiographyを行い、分子量の同定を行い80Kであることを確認した。 2、近年、活性酸素生成に関与している構成成分の分子構造が決定された。そこで、それらの分子に対するpolypeptideを合成して、これら分子に対する特異抗体を調製した。 3、上記の抗体を用いて、遺伝的に生成能を欠く慢性肉芽腫症の分類に用い、各種欠損型を見いだした。 4、活性酸素生成機構に於て電子の入口、即ちNADPH結合タンパク質は、まだ同定されていない。細胞質側に存在するp47ーphox、p67ーphoxのどちらかがNADPH結合タンパク質であり、細胞刺激後、細胞質から細胞膜へ移行して活性酸素が生成されると考えられている。しかし、活性化された細胞膜には、67Kおよび47kのいちにバンドは認められず、80Kのみが確認された。
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