4-ニトロフェノ-ル:UDPGTのcDNAに対応する40-merのオリゴヌクレオチドを合成し、これをプロ-ブとしてラット肝臓cDNAライブラリ-のスクリ-ニングをおこなった。その結果、4-ニトロフェノ-ル:UDPGTのcDNAと極めて似た構造を持つcDNAが単離できた。このcDNAはラットでこれまで単離された他の3個のUDPGTのcDNAとの間にも塩基配列の類似性が存在した。これまでの解析から明らかとなったこのcDNAの構造がCunnラットでみられる2つのアイソエンザイムの異常を都合よく説明することから、これがビリルビンを基質ととするUDPGTのcDNAと考え解析を進めている。
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