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初代培養神経細胞を用いたサイアミンの動態、生理作用欠乏病態生理に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 01570613
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 精神神経科学
研究機関京都府立医科大学

研究代表者

橋本 泰道  京都府立医科大学, 医学部, 講師 (60164795)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワードサイアミン / 膜輸送 / サイアミン欠乏症 / Naチャネル
研究概要

本研究は神経細胞におけるサイアミンの動態、生理作用、欠乏病態生理を明らかにするこはを目的とする。この目的のために
1.ラット胎児脳の神経細胞の初代培養系の確立。
妊娠18日(プラグ確認の日を0日とするの)ウイスタ-系ラットからエ-テル麻酔下に胎児を取り出し、実体顕微鏡下で海馬を切りだし、トリプシンで細胞に分離したのち、あらかじめポリリジンでコ-ティングしたプラスチックディッシュに播種した。培地は無血清完全合成培地を用いた。神経細胞以外の細胞の増殖を抑制するためにAraCを添加した。組織化学的検討により、培養10日目の細胞の約9割が神経細胞であることが確認された。なお、無菌的操作は今回購入したクリ-ンベンチ(十慈科学工業 NS-8B)、細胞の観察には倒立型顕微鏡(オリンパスIMT-2-11)を用いた。
2.神経細胞におけるサイアミンの膜輸送の機構。
サイアミンの神経細胞における膜輸送が単なる拡散か、キャリア-を介した拡散か、それとも能動輸送かを、現在検討中である。
3.カイアミン欠乏における神経細胞の形態学的変化。培養神経細胞をサイアミン欠乏状態とし(サイアミンを含まない培地を用いる)、細胞の微細形態学的変化、特に初期におこる変化を、電子顕微鏡を用いて検討中である。
4.培養神経細胞膜のNaチャネルにおけるサイアミンの作用。
この実験に関しては、現在準備中である。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書

URL: 

公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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