研究課題/領域番号 |
01570669
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
血液内科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
佐藤 武幸 千葉大学, 医学部・小児科, 講師 (30187207)
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研究分担者 |
布施 晃 千葉大学, 医学部第一微生物, 助手 (60110300)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1989年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 巨核芽球細胞株 / CMK / 分化 / インタ-ロイキン6 / cDNAライブラリ- / 遺伝子クロ-ニング / CD34 / 造血幹細胞 / CMK細胞 / 巨核芽球性白血病 / 血小板 / 巨核球分化 / 遺伝子 |
研究概要 |
巨核球系細胞株CMKより数種の亜株をを得た。 これらの内CMK6は形態上も表面マ-カ-上もより末熟な巨核芽球であり、CMK11ー5は共により成熟した巨核芽球であった。 CMK細胞は、インタ-ロイキン6(ILー6)を産生し、かつILー6により増殖と分化の両方を誘導された。 巨核球の分化に伴って発現される蛋白質を同定する目的で以下の実験を行った。フォルボ-ルエステル(TPA)で分化させたCMK細胞よりmRNAを抽出しcDNAを合成し、λgtllを用いライブラリ-(1.2×10^7クロ-ン)を作成した。同時に、CMK細胞及びTPAで分化させたCMK細胞のmRNAを材料とし、2種のプロ-ブ用M13ファ-ジcDNAライブラリ-を作成た。これらをプロ-ブとしてデイファレンシャルハイブリダイゼ-ションを実施し、分化CMK細胞より作成したcDNAライブラリ-より、CMK細胞プロ-ブとは反応せず分化CMK細胞プロ-ブとのみ特異的に反応するクロ-ンを選択した。5回の別々の実験より得られたこれらクロ-ンを、さらにNothern blotting法にて特異性を確認し、延べ36のクロ-ンを得、ついで重複するクロ-ンを除き最終的に18のクロ-ンを得た。これらの内、すでに3種については、それぞれGlucose transporter like protein,Glutation peroxidase,Leukocyte common antigen と確認されたが、他については未知のクロ-ンであり、同定作業に入っている。 CD34抗体(造血幹細胞認識抗体)に対する反応をTPA処理CMS細胞、及びCMK11ー5細胞で検討すると、両者ともCMK細胞と比べ反応細胞の比率が低下した。この結果より、CMK細胞が分化に伴って消失してゆくmRNAを検討することにより、造血幹細胞に特異的な物質を新たに同定しうる可能性が得られた。
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