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エンドトキシン血症における代謝に関する研究(糖・脂質のエネルギ-産生にはたす役割について)

研究課題

研究課題/領域番号 01570716
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関札幌医科大学

研究代表者

江端 俊彰  札幌医科大学, 医学部, 講師 (40136924)

研究分担者 南田 英俊  札幌医科大学, 医学部, 助手
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード潅流肝 / TCA-cycle / FC-43 / Leucotriene
研究概要

ラット肝潅流法を用いた肝エネルギ-代謝について
実験動物にWistar系雄ラット(体重200-250g)を用いMortimore型肝潅流装置により肝潅流モデル確立のため基礎実験を行なった。潅流液はKrebs-improved Ringer III、気相を95%O_2-5%O_2,O2輸送体としては人工血液、FC-43(ミドリ十字社提供)を用いた。
1)潅流液の流速:4ml/min-12minの範囲で潅流し、胆汁排泄量を測定すると7ml-8ml/minの流量で最も胆汁排泄量が維持された。
2)人工血液FC-43濃度の決定:文献検索をもとに30%群、50%群にわけて検討した。胆汁排泄量は2時間目までは差は見られなかったが3時間目以降では50%群では有意に維持された。形態学的検討では、両群間に差は見られず、4時間目までよく正常に保たれた。
3)TCA-cycle活性の測定:1-^<14>C-Glutamateから^<14>CO_2への放射活性の変換を測定した。5時間目まで測定すると、3時間目までは開始直後の80%の活性が維持された。
4)Triglyceride(TG)産生:経時的な変動に有意差は認められなかった。
以上の予備実験により本潅流モデルは少なくとも3時間以内の実験系において充分評価に耐え得ると結論された。本モデルを用いて今後、以下のEndotoxin負荷実験(潅流液中のEt濃度を一定にして対照群と対比する)を行う。a)胆汁排泄量の変動、b)潅流肝のTCA-cycle活性測定、c)潅流肝の形態学的変化の検討、d)潅流液中TG測定、e)潅流液中Leucotriene濃度の測定

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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