研究課題/領域番号 |
01570829
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
整形外科学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
北原 宏 千葉大学, 医学部・整形外科, 助教授 (30114268)
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研究分担者 |
守屋 秀繁 千葉大学, 医学部整形外科, 教授 (30092109)
出沢 明 千葉労災病院, 整形外科, 副部長
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
1990年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | 脊髄内視鏡 / リポProstagrandine E_1 / 馬尾 / ミエロファイバ-スコ-プ / 脊髄鏡 / 脊柱管狭窄症 / 間歇性跛行 / Fiber image / Myelofiberscope / 画素数 / Angiofiberscope |
研究概要 |
我々が昨年度に発開いた脊髄ファイバスコ-プ(ミエロファイバ-スコ-プ)を用いて馬尾神経上を伴走するradicular arteryの血行動態を観察した。そして脊柱管狭窄赳にみられる間歇性跛行の病態を調べる為に、下服の末梢神経を電気刺激を行ない、またリポPGE_110μを静注することにより馬尾神経上の血行動態を観察した。患者は側臥位にて腰部第4・5棘突起間より0.75mmのミエロファイバ-スコ-プを挿入し徐々に頭側にすすめる。その際に馬尾の形態を観察するとともに、その伴走する血管の性状をよく調査した後に、血球に流れを観察した。観察可能であった症例は12例であり椎間しベルによって異なるが尾側より頭側への流れは8例で連は4例であった。確認後にリポPGE_1を注入しその血行動態の観察を行なった。血管拡張が確認されたり、流速が速くなったり、流速がや方向に変化がみられた例がみられた。また静注後に間歇跛行の距離が7例にみられている。(増加例)また、末梢神経である後脛神経を電気刺激なることにより、同様の馬尾神経上の血流に変化がみられており、症状、特に間歇範が長くなることが夛い。 従って間歇性跛行と神経根、馬尾の血行動態には不確定要素が夛分にみられるも、関係が示唆された。 一方でファイバ-スコ-プの機器の改善はX線透視可能であり、従来の関節鏡に接続可能はコンパフトなスコ-プの開発はできた。しかし画質の改善や易損制などの夛くの問題点は残っている。また領髄、胸髄表面の詳細は観察をはかるには90^゚側視型や斜視型の開発を計っていく必要がある。
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