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海産シクロペンテノイド生理活性化合物のキラル合成研究

研究課題

研究課題/領域番号 01571138
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 化学系薬学
研究機関東北大学

研究代表者

菅原 勉  東北大学, 薬学部, 助手 (50006350)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード海産ホヤ代謝産物 / ダイデムネノン A / ダイデムネノン B
研究概要

容易に入手可能な光学活性コ-リ-ラクトン(1)を文献記載の方法によりアリ-ルアルコ-ル体(2)となし。光延法によりアルコ-ルをP^-メトキシフェニル基(PMP)で保護して(3)を合成した。(3)のラクトン部の加水分解。ヨ-ドラクトン化反応。アルコ-ルのシリル化によりヨ-ド体(4)に導き、DBNによりオレフィンを導入。二環性ラクトン体(5)を合成した。これをリチウムヘキサメチルジシラジドを用い、アクロレインとのアルド-ル縮合に付し、メシル化、DBU処理したところZジエン体(6)とEジエン体(7)が2:3:1の比で得られた。Zジエン体(6)はリチウムイソプロピルエチオレ-トを作用させることによりE:Z-75:25の比でE-ジエン体(7)に異性化出来た。ラクトン部をDIBALで還元し、BF_3Et_2O存在下MeOHを作用させてメチルアセタ-ル体(8)に導き、脱シリアル化後PDC酸化によりα,β不飽和ケトン体(9)を合成した。セリックアンモニウムナイトレ-トで(9)の保護基を除去したところアルコ-ル体(10)(6.5%)、(11)(20%)と共に目的とするdidemnenoneA(12)、B(13)(44%)が一挙に得られた。さらにアルコ-ル体(11)を酸処理することによってもdidemenoneA(12)B(13)を誘導した。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Tsutomu Sugahara: "A New Synthesis of Didemenone A,B" J.Chem.Soc.,Perkin 1. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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