研究課題/領域番号 |
01571185
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
前田 昌子 昭和大学, 薬学部, 助教授 (00053869)
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研究分担者 |
荒川 秀俊 昭和大学, 薬学部, 専任講師 (70129807)
辻 章夫 昭和大学, 薬学部, 教授 (80053784)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1991
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研究課題ステータス |
完了 (1991年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
1991年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | 化学発光 / NAD(P)H / 脱水素酵素 / ルミノ-ル / 酵素リアクタ- / イソルミノ-ル / HPLC / 胆汁酸 / 化学発光法 / ガラクトシダ-ゼ / アルカリホスファタ-ゼ / NADH / 固定化酵素 / 酵素イムノアツセイ / 酵素 / 酵素活性 / 酵素サイクリング / 酵素イムノアッセイ |
研究概要 |
1.研究目的:近年、化学および生物発光反応が高感度な検出方法として注目されている。我々は1ーメトキシフェナジンメチルサルフェ-ト(1ーMPMS)およびイソルミノ-ル(IL)/ミクロペルオキシダ-ゼ(mーPOD)によるNAD(P)Hの高感度な化学発光分析法に基づく種々の脱水素酵素およびそれらの基質となる生体成分の微量分析法を確立すること目的とする。 2.研究期間中に達成した研究成果 1)NAD(P)Hの化学発光測定法:本法によるNAD(P)Hの測定感度は2x10^<ー12>mol/L(2pmol/assay)である。 2)NAD(P)Hの増幅化学発光測定法:NAD/NADH酵素サイクリング法を用いて上記の化学発光法を高感度化した。NADHの測定感度は3x10^<ー14>mol/Lに向上し、1)の方法より150倍高感度化し、生物発光法とほぼ同程度の検出感度となった。 3)ATPの化学発光測定法:グルコ-スを基質としてヘキソキナ-ゼとグルコ-スー6ーリン酸脱水素酵素を用い、生成するNADHを(1)の方法で測定するシステムを開発し、さらに高感度化するためにホスホエノ-ルピルビン酸/ピルビン酸キナ-ゼを共役させた酵素サイクリング法をもちいることによる増幅化学発光法を確立した。 4)応用:グルコ-スー6ーリン酸脱水素酵素、ーDーガラクトシダ-ゼ、アルカリホスファタ-ゼなどの化学発光測定法を確立した。これらの酵素を標識酵素とする17ーヒドロキシプロゲステロン、TSHなどの化学発光イムノアッセイを開発した。また、グルコ-スデヒドロゲナ-ゼ、3αーヒドロキシステロイドデヒドロゲナ-ゼを固定化酵素リアクタ-とする血清中のグルコ-ス、胆汁酸ATPの化学発光フロ-インジェクション分析法を開発した。また、本システムを胆汁酸の化学発光高速エキタイクロマトグラフィ-の検出部に応用した。
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