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放射線の影響と被曝防護に関する歴史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01580101
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学技術史
研究機関神戸大学

研究代表者

中川 保雄  神戸大学, 教養部, 教授 (00116229)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1989年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード電離放射線 / 放射線被曝 / 被曝防護基準 / 保健物理 / 歴史 / 国際放射線防護委員会 / 広島・長崎 / 被ばく者
研究概要

核兵器および原子力開発による放射線被曝の影響に関する研究を広範囲にわたって調査した。マンハッタン計画下の放射線影響研究組織およびアメリカ原子力委員会下で放射線影響研究を行った主要な研究者たちの研究業績を整理した。
また、放射線被曝の影響と被曝防護に関して、科学的・社会的評価を行ってきた国際放射線防護委員会および全米放射線防護委員会の活動内容と主要勧告内容を歴史的にあとづけた。
放射線被曝の影響の問題に関しては、以下の点を明らかにした。
1.マンハッタン計画下の放射線影響研究の実態とその研究内容。
2.広島・長崎の原爆被爆者を対象にした研究の実態。
(1)放射線による急性的影響の研究内容。
(2)放射線による晩発的影響の研究内容。
(3)それらの研究を行ったアメリカと日本等の研究組織の実態。
また、放射線被曝防護の問題に関しては、以下の点を明らかにした。
3.全米放射線防護委員会および国際放射線防護委員会の第2次世界対戦後の両編成過程、それらと核兵器開発との関係。
4.原子力開発時代の進展による放射線被曝防護思想と諸基準の歴史的変遷。
以上の研究に関連する基本的な文献、研究者のデ-タは、文書カ-ド化するとともに、コンピュ-タで利用可能なデ-タベ-スに作成しつつある。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 中川保雄: "放射線被害の歴史"

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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