研究課題/領域番号 |
01580109
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
栃堀 伸二 (栃堀 申二 / 杤堀 申二) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (30015804)
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研究分担者 |
河野 一郎 筑波大学, 体育科学系, 助教授 (00132994)
松田 光生 筑波大学, 体育科学系, 教授 (20110702)
西藤 宏司 筑波大学, 体育科学系, 教授 (00091900)
寄金 義紀 筑波大学, 体育科学系, 教授 (80110477)
笠原 成光 (笠原 成元) 筑波大学, 体育科学系, 教授 (40080494)
芳賀 修光 (芳賀 脩光) University of Tsukuba Institute of Health and Sport Sciences Prof. (80093102)
林 浩一郎 筑波大学, 体育科学系, 教授 (80010172)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
500千円 (直接経費: 500千円)
1990年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
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キーワード | メディカルチェック / フィ-ドバックシステム / コンディショニング / 身体活動 / 摂取カロリ- / 運動処方 / フィ-ドバック・システム / 身体活動度 |
研究概要 |
スポ-ツにおけるメディカルチェックとそのフィ-ドバックについて 1)競技スポ-ツにおけるメディカルチェックおよび競技特性を考慮したフィ-ドバックシステムの確立とその実践、2)健康スポ-ツにおける健康教育的な色彩を持ったフィ-ドバックシステムの確立とその実践の2つの視点から研究を行なった。 競技スポ-ツにおけるメディカルチェックシステムとして問題志向型システム(Problem Oriented System)が適していると判断し、これに基づきシステムを構築した。いくつかの競技についてシステムを実践し、チェックからフィ-ドバックの流れを効果的に行なうことができることを明らかとすることができた。また、女子競技選手における貧血の問題をとりあげ実践的に研究を行い、特定の問題について焦点を当ててフォロ-する場合にも本システムが有効であることを明らかとした。加えて、競技スポ-ツ選手のメディカルチェクなどのデ-タベ-スの処理にコンピュ-タネットワ-クを利用した方法の導入を試み、増加する情報の処理についても検討した。 健康チェック、体力チェック、生活様式チェックなどをもとに健康の保持・増進のための運動処方の作成とフィ-ドバックシステムの構築を行なった。16名の成人を対象にシステムを実践した。メディカルチェックにより15名に何らかの異常所見を、また運動負荷試験では4人に異常所見を認めた。体力測定では4人にフィットネスの低下を認めた。これらの所見をもとに2000kcal/週以上の身体活動を行なうように運動処方を作成し、運動を継続させた結果、この運動処方およびフィ-ドバックシステムが有効であることが確認された。
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