研究課題/領域番号 |
01580130
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
体育学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
玉木 伸和 横浜市立大学, 文理学部, 助教授 (60106292)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
1990年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
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キーワード | 呼吸筋 / 筋グリコ-ゲン / 持久的運動 / トレ-ニング / 筋線維タイプ / ラット |
研究概要 |
1.研究目的:本研究の目的は、持久的運動時に横隔膜を主とした呼吸筋において筋のグリコ-ゲン貯蔵が減少するかどうか、また筋線維タイプ別の減少がどのようなパタ-ンかを検討すること、そして持久的トレ-ニングによってグリコ-ゲン利用が改善されるかどうかを検討することである。 2.研究方法:15週齢の雌ウィスタ-系ラットを対象群として用い、最大酸素摂取量の70%に相当するトレッドミル走を20分、40分遅および60分実施させた。また、5週齢のラットに、最大酸素摂取量の70%に相当するトレッドミル走を10週間にわたり、週3回、30分ずつ行わせた後、対象群と同じ負荷運動を実施させた。負荷運動直後、エ-テル麻酔下で横隔膜、内外助間筋および大腿直筋を摘出し、筋線維タイプの分類およびグリコ-ゲン定性の染色、そして全筋のグリコ-ゲン定量を実施した。グリコ-ゲン染色強度は、画像解析システムによって16段階の染色強度に分類した。 3.研究結果の概要:対象群での呼吸筋のグリコ-ゲン貯蔵量は、20分の運動によって半分近くまで減少した。その後の運動では減少量は余り多くはなかった。筋線維タイプ別のグリコ-ゲン減少も同様のパタ-ンを示したが、SO線維の減少がもっとも大きかった。しかし、すべての筋線維タイプで減少が認められたことから、比較的激しい運動時には呼吸筋のすべての筋線維タイプが動員されていることが明らかとなった。トレ-ニングによって筋グリコ-ゲンの貯蔵量は増加し、20分の運動でも対象群より高い濃度での減少であった。また、筋線維タイプ別のグリコ-ゲン減少も対象群と同様のパタ-ンであった。しかし、すべての呼吸筋のグリコ-ゲン量は、トレ-ニングによってより高いレベルに維持されていたことから、然料源としてのグリコ-ゲン利用の改善が生じたことが示唆された。
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