研究課題/領域番号 |
01580257
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
分子遺伝学・分子生理学
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研究機関 | 理化学研究所 |
研究代表者 |
神山 勉 理化学研究所, 生物物理研究室, 研究員 (30170210)
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研究分担者 |
木下 一彦 慶応義塾大学, 理工学部, 教授 (30124366)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
1989年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
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キーワード | バクテリオロドプシン / 光プロトンポンプ / レチナ-ル / 柴膜 / トリプトファン / 蛍光エネルギ-移動法 |
研究概要 |
バクテリオロドプシン・ミュ-タントの構造・機能を分光学的手法により調べた。 (1)膜中深い位置に存在すると予想されている荷電性アミノ酸残基(Asp196)を置換したミュ-タントの光化学反応サイクルおよび光プロトンポンプ活性を調べ,プロントの通り道に関する知見を得た。(西独マックスプラン研究所Oesterhelt博士,理研国際フロンティア・生物素子グル-プ大友純博士との共同研究) (2)トリプトファン残基をフェニルアラニンに置換したミュ-タント(8種類)の光化学反応を調べた。2種類のミュ-タントでトランス反応サイクルの異常が観察された。(米国MIT研究所・Khorana博士らとの共同研究) (3)システイン残基を導入したミュ-タント(e.g.S132c)を用いて,蛍光エネルギ-移動法による構造解析を行なった。システイン残基を蛍光色素で修飾し、エネルギ-移動速度の測定からレチナ-ルとの相対位置を明らかにするための実験を行い、現在、未反応蛍光色素の影響などの評価を行なっている。(米国MIT研究所Khorana博士らとの共同研究)
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