研究課題/領域番号 |
01580270
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研究種目 |
一般研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
科学教育
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
最首 和雄 山形大学, 工学部, 助教授 (00007189)
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研究分担者 |
日下部 千春 山形大学, 教育学部, 教授 (20006886)
横田 俊幸 山形大学, 工学部, 教授 (90007005)
伊藤 紘二 東京理科大学, 基礎工学部, 教授 (20013683)
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研究期間 (年度) |
1989 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1990年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1990年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1989年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | CAI / 大学教育 / マルチメディア教育 / 数式照会 / 数式展開 / ITS′ / 数式照合 / ITS / デ-タ処理手法 |
研究概要 |
研究実績は以下のようであ。1.誤答形態による誤答分析方法の開発と確率用CAIでの適用 2.数式解の類以性の判定 3.解答照合での辞書機能の利用 4.common LISP 上で数式照合機能を有するCAIシステムの開発 5.コ-スウェアの開発(工学実験教育支援用、プロセス制御のVTRーCAI) 6.DOSエクステンダ-上でのLISPの開発 教科課題に対する誤答形態をコ-スウェアに持たせ、誤答が入力されたとき全段解までの展開不十分な式と誤答形態から予想誤答を生成する方法を提案した。この方法を確率統計用CAIに適用して学習効果が高いことを確認した。数式解答の場合、誤答と正解の類似性を定義して応答文を生成する機能をも持たせることができた。また熟語間の関係を与えておき、誤答と正解の関係から応答文を生成する方法を提案し、そのコ-スウェアを試験的に開発した。このように「誤答の細かい分析をして応答文をだす」方法を確立した。従来のシステムにより工学実験教育支援のコ-スウェアとして機械工学実験、化学工学実験での各1課題でのCAIシステムを開発して、学習に使させ、教育効果が大であることを確認した。 このシステムの移植性を高めるためにパソコンで動くICーLisp(common LISP)により数式照合機能があるCAIシステム開発し、それによりプロセス制御用ののVTRーCAIのコ-スウェアを開発して、学習者に使用させ教育効果があったことを確かめた。またDOSエクステンダ-上での新しいLISPを開発した。今年の研究で新LISPの開発、common LISP上でのCAIの開発で移植性が非常に高まり、今後の研究で新しい展開を行えた。 米沢市視聴覚センタ-用CAI、高等学校用CAI開発を援助し、学習効果が大であることを確認した。
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