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中学校・高等学校における地震教材の開発と体系化に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 01580271
研究種目

一般研究(C)

配分区分補助金
研究分野 科学教育
研究機関筑波大学

研究代表者

小林 学  筑波大学, 学校教育部, 教授 (30114078)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
700千円 (直接経費: 700千円)
1989年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
キーワード地震教材 / 地震動 / 不動点 / 初期微動継続時間 / 走時曲線 / 震源分布モデル / 電源、震央 / 地震発生モデル
研究概要

1.研究のねらい
中学校、高等学校における地学的領域の地震教材の集積と開発を行い、地震教材の体系化を図るとともに、その有効性の検証を行う。
2.研究の成果
内外の文献及び新しく開発した観察、実験教材は次のようである。
(1)不動点にかかわる実験器具2種、この中1種は開発した。
(2)初期微動継続時間の生じることについてのモデル実験器の開発
(3)PS波の伝わり方及びそれらの測定できるモデル実験器(東レ受賞作品の簡略化を行った)
(4)日本海中部地震、福井地震、宮城沖地震についての走時曲線作成の実習教材の開発
(5)震源を求めるモデル観察器(震源までの深さを糸の長さで表し、3観測点を結んで震源、震央を求める)
(6)地震の大きさと、揺れの大きさについてのモデル(電燈と机上の明るさの対比)の開発
(7)震源分布の立体モデル観察器(OHPシ-トに100kmごとの震源をプロットしたものを縮尺の距離だけ離して積み上げたもの)
(8)地震発生モデル実験器の開発(カリ-プで作成したものを改良した。)
3.学習上の効果
これらの開発した実験器具を中心にモジュ-ル化し、秋田県横手南中学校で試行授業を行った。その結果、従来のような教師主導型が良いという生徒は僅か数%で、残り9割以上が、これらの器具を用いた学習が良いという結果が得られた。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書

研究成果

(1件)

すべて その他

すべて 文献書誌

  • [文献書誌] 小林学: "発表予定 日本における地震教材に関する現状と課題" 日本科学教育学会誌. 15 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-03-31   更新日: 2016-04-21  

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