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巨大都市の発達と生態系の遷移過程の解析

研究課題

研究課題/領域番号 01602005
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関筑波大学

研究代表者

岩城 英夫  筑波大学, 生物科学系, 教授 (60114039)

研究分担者 斉藤 隆史  筑波大学, 生物科学系, 講師 (00015554)
青木 淳一  横浜国立大学, 環境科学研究センター, 教授 (00092635)
只木 良也  信州大学, 理学部, 教授 (30126685)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
1989年度: 3,000千円 (直接経費: 3,000千円)
キーワード生態系変化 / 遷移 / 都市生態系 / 都市生物相 / 生物指標 / 景域
研究概要

現在急激に進行している都市化は、大都市及び周辺の植生、動物相、土壌、水系など生態系に与えるインパクトがきわめて大きい。これに対処するためには、都市化を都市生態系の遷移の観点から研究することにより、都市化による都市生態系の構造と機能の変化の過程・方向を明かにし、都市圏における望ましい生態系のあり方を探ることが必要である。本年度は5回の研究検討会を開催し、都市生態系に関する既往の研究成果の収集し、主として生態学の立場から検討・整理すると共に、都市域における望ましい生態系像についての総合的討議も行った。これらの検討結果は、「人間環境系」研究報告集(G034ーN31ー15)として印刷発行した。また、研究分担者以外に5名の研究協力者も参加して、上記の目的を達成するために必要な研究課題の抽出、研究計画の策定、対象地・手法の検討などを行った結果、次年度からの研究分担課題として、次の4つを抽出した。
1)大都市内陸後背地の景域構造の空間的・時系列的変化の把握
2)都市圏植生の景域構造の動態把握と植生管理手法の検討
3)都市生物相による環境変化の評価と環境計画への適用
4)都市圏における水辺生態系の変化の診断と管理手法の検討
今後の研究を通じて、(1)都市化が植生の組成、構造、動態に与えるインパクトを明かにし、都市における「グリーン・ミニマム」(量、存在形態、質)の提示など望ましい植生管理計画の構想の策定を目指す。(2)都市化による動物相の変化、行動や生態の特異性を明かにし、望ましい管理のあり方を提示すると共に、環境変化の指標生物種を選別し、これらり生物群によるモニタリングシステムの検討を行う。(3)水と陸と緑がワンセットとして存在する水辺生態系(河川敷、池沼)の回復・維持管理のための環境計画のあり方を提示する。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] TADAKI,Y.: "Stand structure of mangrove forests in Iriomote Island." Galaxea. 8. 49-64 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] TANG,Y.H.: "Spatial heterogeneity of photosynthetic photon flux density in the canopy of Miscanthus sinensis." Ecological Research. 4. 339-349 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 岩城英夫(分担執筆): "環境科学IIIー測定と評価" 朝倉書店, 316 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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