研究課題/領域番号 |
01603019
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
岡田 弘輔 大阪大学, 工学部, 教授 (20028947)
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研究分担者 |
吉田 敏臣 大阪大学, 工学部, 教授 (00029290)
宮川 都吉 広島大学, 工学部, 教授 (10116676)
外村 健三 大阪府立大学, 農学部, 教授 (90124867)
鵜高 重三 名古屋大学, 農学部, 教授 (70023463)
別府 輝彦 東京大学, 農学部, 教授 (80011873)
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研究期間 (年度) |
1987 – 1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
26,500千円 (直接経費: 26,500千円)
1989年度: 26,500千円 (直接経費: 26,500千円)
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キーワード | 酵母育種 / セルローズ発酵酵母 / キシラン発酵酵母 / セルラーゼ / キシラナーゼ / βーグルコシダーゼ / βーキシロシターゼ / 酵素の分泌 |
研究概要 |
セルローズ直接発酵菌の育種、セルローズ直接発酵菌を育種するためには、1)セルラーゼ遺伝子のクローン化、2)同遺伝子の酵母内での発現、3)同酵素の細胞外への分泌、4)βーグルコシダーゼ遺伝子のクローン化、5)同遺伝子の酵母内での発現、が必要な単位技術である。現在までに、1)については別府、4)については宮川、5)については宮川が成功している。3)のセルラーゼの酵母細胞外への分泌が未成功である。宮川は5)で育種に成功した酵母がセロビオースを嫌気的に発酵し、エタノールを生産することを確認しており、上記の育種が可能であることを証明した。酵素の分泌については今後の課題である。 ヘミセルローズ発酵菌の育種、キシラン発酵性菌の育種には、6)キシラナーゼ遺伝子のクローン化、7)同遺伝子の酵母内での発現、8)同酵素の細胞外への分泌、9)βーキシロシダーゼ遺伝子のクローン化、10)同遺伝子の酵母内での発現がある。6)、7)、9)、10)に関しては岡田が成功しているが8)については未成功で来年度以降に問題を残した。Saccharomyces cerevisiaeはキシローズを発酵しないので発酵性を付与するために、11)キシローズ還元酵素のクローン化、12)同遺伝子の酵母での発現を計画した。11)と12)は吉田が成功したが育種した酵母はキシローズを発酵せず計画の変更が必要になった。 その他、Zymomonasの宿主ーベクター系は外村によって完成した。鵜高は生でん粉分解酵素遺伝子のクローン化に成功した。
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