研究課題/領域番号 |
01603531
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
大松 繁 徳島大学, 工学部, 教授 (30035662)
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研究分担者 |
福見 稔 徳島大学, 工学部, 助手
小野 典彦 徳島大学, 工学部, 助教授
今枝 正夫 徳島大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1989年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
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キーワード | エネルギ-問題 / シミュレ-ション / 意思決定支援システム / マイクロコンピュ-タ |
研究概要 |
エネルギ-問題は資源問題として孤立的に存在するのではなくて、社会的、経済的、産業技術的ならびに環境的な側面からの多種多様な要因が複雑に絡み合っており、これらの諸要因を総合的に考慮した問題解決が必要である。以上のような複合大規模システムの範中で解析したエネルギ-問題の考察として、ロ-マクラブによる大規模シミュレ-ションモデルに基づいた報告が有るが、単なるシミュレ-ションであり、予測結果の正当性およびそれに基づいたエネルギ-政策の決定に対する材料としてはあまり有効なものではない。本研究はこれらのロ-マクラブによるモデルをマイクロコンピュ-タ内に作成し、マイクロコンピュ-タと意思決定者が対話的にシミュレ-ションおよび意思決定をくり返すことによって、順次現実的な政策を提示するシミュレ-ションゲ-ムを構築し、ゲ-ムの実行によってエネルギ-問題に対するより現実性の有る政策決定のための意思決定支援システムを作成することであった。このために、昨年までに構築された大規模シミュレ-ションモデルをマイクロコンピュ-タ内に移植し、マイクロコンピュ-タが現実の地域社会を出来るだけ精度良くシミュレ-ションできるモデルを構築した。その後、環境、エネルギ-、土地利用、産業、人口、生活のセクタへの予算配分を行い、その結果次年度に得られる各セクタの出力結果を再考し、次年度の予算配分を改めて決定し、そのプロセスを適当な期間継続して行うことによって、意思決定者が賢明になり調和のとれた政策決定が可能となることを定量的に検証した。この場合に得られた政策決定の推移過程を定量的に表現し、政策決定に関連した人々がゲ-ムを実行することによって本研究では如何に適切な判断が可能であるかを図的に表現し、意思決定の支援材料としてゲ-ミング手法を利用できることが示された。
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