研究課題/領域番号 |
01605011
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
岡部 達味 東京都立大学, 法学部, 教授 (60086965)
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研究分担者 |
河野 康子 東京都立大学, 法学部, 助手 (40186630)
山影 進 東京大学, 教養学部, 助教授 (10115959)
吉川 洋子 京都産業大学, 外国語学部, 教授 (40097910)
毛里 和子 静岡県立大学, 国際関係学部, 教授 (40200323)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
1989年度: 6,000千円 (直接経費: 6,000千円)
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キーワード | 中国 / 発展 / 地域 / 統合 / 数量的実証分析 / フィリピン / 国際環境 / 日米関係 |
研究概要 |
ASEAN諸国と東アジアの国際環境比較 本研究班は、本年度当初は各人の研究を統一し、班としてのまとまった研究を完成させることを目的とした。しかるに、その後本班の研究方向全体に影響を与えるような、ある外部的な特殊事情が発生し、当初の目的を達成するのが困難になった。その結果、班としての統一を考えず、確立した研究者群として、個性を発揮しつつ共同研究でそれぞれの研究に刺激を受けるという方式に転換することとした。問題の外部者にも迷惑がかかる情勢であるので、本研究の統一刊行等にも参加できなくなった。このことを電話連絡で年度当初に確認しあった上で新方式による研究活動は各自進めたし、89年9月、90年2月、90年3月の3回共同研究を行って、相互の研究に刺激を与えあった。研究内容は、これまで通りであるが、重要な研究対象である中国において天安門事件が発生したため、この問題の根源を検討し、国際的・国内的要因を探るという作業が、岡部と毛里の研究の中心になった。両名とも90年1月に訪中の機会をもった。山影は訪米の機会を得て、アメリカのアジア研究をレビューするとともに以前からの、東南アジアにおける「地域」もしくは「統合」概念のの数量的実証分析を行った。吉川は、フィリピンを訪問する機会をもって、現場で検討しながら、フィリピンの対米、対中、対日政策を中心に研究を進めた。河野は本班の事務をするかたわら、沖縄返還における日米関係を1948年にさかのぼる歴史研究を完成させている。各人実証的であると共にそれぞれに分析枠組みを深めており、今後の研究にも大いに貢献する下地ができたと信ずる。
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