研究課題/領域番号 |
01625016
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
木島 安史 熊本大学, 工学部, 教授 (90040427)
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研究分担者 |
三宅 理一 芝浦工業大学, 工学部, 助教授 (70157618)
黒瀬 重幸 八代高等専門学校, 助教授 (60145290)
藤井 明 東京大学, 生産技術研究所, 助教授 (20126155)
山田 幸正 東京都立大学, 工学部, 助手 (10191347)
内藤 正典 一橋大学, 社会学部, 講師 (10155640)
杉田 繁治 国立民族学博物館, 教授 (40026042)
久保 幸夫 お茶の水女子大学, 文教育学部, 講師 (40107694)
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研究期間 (年度) |
1988 – 1990
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
1989年度: 12,500千円 (直接経費: 12,500千円)
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キーワード | イスラーム / 都市 / 都市解析 / 都市地図 / 図形情報 / 情報処理 / 光ディスク |
研究概要 |
本年度は昨年度収集した資料を基に各研究分担者毎に個別にかつ具体的な解析作業を行った。同時にこれ迄の研究成果は英文にて国際シンポジウムに発表した。本年度の新たな研究課題としては、データバンク作成上、個別の研究者レベルで利用し易い記憶装置を購入し、その利用方法を開発することであった。パーソナルコンピュータの通常の記録法であるフロッピーディスクは収録されるデータ量に限界があり、地図等の大量な情報のストックは不可能である。本年度は光ディスク装置を用いて、図形情報の出し入れ及び加工について試験的な試みを報告している。また図形情報として収録するにも、単純に地図を記憶することから、都市内で撮影した写真とその撮影場所を記録する地図との組合せなど、複合的な情報処理についても研究の成果がまとめられている。さらに歪のある地図(歴史的な地図等にみられる表記)の修正方法についてもその原則的な手法を紹介している。先の光ディスクは、情報を多量に収録することが可能であるから、その比較が容易である。従って記録を出し入れし、加工、修正を加え再び収録することによって情報機器としての性能が高められる。 なお、基本となる地図の収集は、マイクロフィルム撮影、カラースライド撮影、フロッピーカメラによる撮影等、現代の研究機器を比較して行い、データの量的拡大にとどまらず、質的な向上にも努めた。他の研究者への支援システムとしては大枠を提示できるところまできた。
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