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「準結晶の構造と物性」の総括

研究課題

研究課題/領域番号 01630005
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

二宮 敏行  東京大学, 理学部, 教授 (90011460)

研究分担者 金森 順次郎  大阪大学, 理学部, 教授 (10028079)
上村 洸  東京大学, 理学部, 教授 (60011475)
小川 泰  筑波大学, 物理工学系, 教授 (10025364)
竹内 伸  東京大学, 物性研究所, 教授 (60013512)
平賀 けん二  東北大学, 金属材料研究所, 教授 (30005912)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1989年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
キーワード準結晶 / 非周期格子 / 自己相似系
研究概要

本年度における総括班の活動は次の通りである。
1.総括班の会議を10月16日に開催した。議題は、A01〜04班における本年度研究の進捗状況の検討と、来年度の研究計画の作成であった。A01〜04班計画研究代表者:平賀賢二(01)、竹内伸(02)、小川泰(03)、上村洸(04)
2.総括班が主催する研究会としては、次の2つが開催された。
(1)日中合同セミナー:中国においてKuo教授を代表者として、重点領域研究「準結晶」に相当する研究班が本年度から発足した。これによる中国からの9名の研究者の来日の機会に、日中合同セミナーを10月31日〜11月2日に東京で開催した。
(2)A01〜04班合同研究会:総括班が主催するA01〜04班合同の研究会が、12月20日〜22日に網代で開催された。準結晶の研究においては、「良い」試料の作成、欠陥構造、また、フェルミエネルギー近辺の電子構造などについての幅広い討論、情報交換が必要であり、総括班主催の合同研究会開催の意義は特に大きい。
3.12月末に研究の追加配分1900万円の内示があり(2月始めに確定)、次のテーマの研究に配分した。(1)ボロン半導体準結晶の作成と、その物性、電子構造の研究:これまで実際に得られた準結晶はすべて金属合金であるが、ボロンは正20面体を構造のユニットとする半導体結晶をつくることが知られており、金属以外の準結晶をつくる可能性の高い物質である。この準結晶が作られれば、準結晶の研究の発展へ極めて大きな寄与が期待される。(2)AlーCuーFeはもっとも完全度の高い準結晶であるので、これについての詳細な構造モデルを高次元格子からの投影法で作成する。(3)準結晶のフェルミエネルギー近辺の電子構造を、比熱、熱起電力、ホール係数などで調べる。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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