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知能インターフェースを持ったマルチメディア情報システムの基礎的研究

研究課題

研究課題/領域番号 01633004
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関東京大学

研究代表者

國井 利泰  東京大学, 理学部, 教授 (50013743)

研究分担者 斉藤 栴朗  電気通信大学, 電気通信学部, 助手 (80017425)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワード知能インターフェース / マルチメディア情報システム / イメージインターフェース / ネットワーク・プロトコル
研究概要

高次コミュニケーションにおける知能インターフェースとしてのイメージ情報およびイメージインターフェースは、人間の知識獲得、概念形成に本質的意味をもっている。放送等のマスメディアは対人間、対機械の視覚認知には優れているものの、高次コミュニケーションに求められている『情報伝達ー知覚認知ー思考ー行動』のサイクルを形成するには不十分である。(イメージ情報をも含んだ)高次コミュニケーションにおいて本質的に必要なものは、双方向性の高いマルチメディア環境とイメージインターフェースを持った新しい情報システムであるといえる。
本研究では、マルチメディア情報処理機能を有するAVデバイスのモデリング、イメージインターフェースのネットワーク・プロトコルの解明、軟構造の知能型ネットワーク制御機構試作によって、高次コミュニケーションに不可欠な知能インターフェースを、従来とはまったく異なる広帯域LAN上に構築することを目指してきた。
具体的な研究成果としては、以下の三点が挙げられる。
1.高次コミュニケーション環境に適合する情報ネットワークの基礎研究管理者ではなく網利用者自身が網の論理形状を動的に変更できるネットワーク・プロトコル及びインターフェースの検討とその実装。
2.高次イメージインターフェースのネットワーク・プロトコルの基礎研究
アナログ/ディジタル情報の複合した情報の伝達、知覚認知、操作(行動)をインターフェースする上位プロトコルの仕様設計。
3.映像・音声デバイスの知能インターフェースに関する基礎研究
映像・音声デバイス操作における仮想デバイスの構成、操作、機能、相互依存関係、包含関係等の概念設計とそのプロトタイピング。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] S.Saito,H.Yoshida,T.L.Kunii: "The Crossover Net LAN System Using Intelligent Head-End" IEEE Transactions on Computers. C-38. 1076-1085 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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