研究課題/領域番号 |
01633503
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
原尾 政輝 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (00006272)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
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キーワード | 知識表現 / 様相論理 / 高階論理 / フレ-ム表現 / 推論方式 / メタ推論 / 類推 / サ-カムスクリプション |
研究概要 |
本研究では、論理を基にした有用な知識表現言語を設計し、高度な知的処理のためのメタ推論といった機構実現のための基礎理論を構築することが目的である。本年度は次の具体的課題について研究を行なった。 1.知識表現言語の設計論:論理に様相や高階性の概念を導入し、多様な知識構造を表現可能な知識表現言語を設計する問題について考察し、論理の持つ理論的明快さを保ったまま知識のモジュ-ル構造や階層構造が表現可能なフレ-ム適論理型知識表現言語を具体的に構成した。 2.ユニフィケ-ションアルゴリズムの研究:論理型知識表現言語による構文や証明機構と意味構造を結びつけるのがユニフィケ-ション操作であるとの観点から、高階論理におけるユニフィケ-ションアルゴリズムについて考察した。一般に2階以上の論理項間のユニフィケ-ションは非可解であるが、幾つかの可解なクラスや効率的アルゴリズム設計のための理論的性質を明らかにした。 3.メタ推論機構の研究:論理の高階性や様相を基にして、知識のモジュ-ル構造、階層性を定義し、これをオブジェクトレベルとメタレベルの知識とみなす新しい観点からのメタ推論や類推といった処理機構を定式化した。このモデルを基に、意味構造に忠実で健全かつ完全な推論機構について幾つかの性質を明らかにした。 4.知識処理システムの構成:新しく提案したメタ推論方式を回路の自動合成問題に応用し、具体的に類推による回路設計システムとして実現した。構成システムは、Prologで構成されているが、提案した方式が原理的に可能であることを検証した。
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