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計算機による身体言語理解に関する基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 01633515
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関京都工芸繊維大学

研究代表者

黒川 隆夫  京都工芸繊維大学, 工芸学部, 助教授 (00029539)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
500千円 (直接経費: 500千円)
1989年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワードノンバ-バル言語 / ノンバ-バル・インタフェ-ス / 身体言語 / 言語理解 / 身振り / 身体形態コ-ド
研究概要

人と計算機の対話、さらには計算機支援により人の間のコミュニケ-ションを促進する方法として、本研究では人間のコミュニケ-ションで重要な役割を果たしているノンバ-バル言語に注目し、特に身体言語を導入するための基礎研究を行った。
1.2次元身体骨格からの3次元形態の推定
計算機との対話によって2次元画像から抽出した身体骨格と、計算機がもつ身体寸法、関節の可動域などの知識に基づいて、3次元空間での人の形態を推定するアルゴリズムの有効性を再確認した。本法により、計算機は約52万の可能性を少数個の3次元形態の候補にまで絞り込むことができた。
2.全身の形態を扱える形態コ-ドの導出
昨年度に提案した手のコ-ドとは異なる観点で全身形態コ-ドを作成した。これは関節の可動域を等分割し、それにパラメ-タを割り当てる方法であり、24のコ-ドで全身形態が記述される。また音声言語の表記法と身振りとの対比を行って、2.のコ-ドと手の形態コ-ドを用いて身振りを記述する手法を導出した。この方法が計算機処理に適しており、入力文に対応する指文字刊などをグラフイック表示できることを確認した。
4.人体皮膚の写実的表示法の導出
人の皮膚を皮膚色要素と形態要素に分け、それぞれを皮膚らしくグラフィック表示するための基本アルゴリズムを導出した。各要素のパラメ-タを指定することで多様な皮膚を表現できる。これらを人体モデルにマッピングすることで比較的リアルな表示を得ることができる。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 黒川隆夫: "身振り言語の記述とコンピュ-タ化辞書の構築" Human Interface. 347-352 (1989)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 黒川隆夫: "ノンバ-バル・インタフェ-ス" Human Interface News & Report. 5. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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