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オブジェクト指向デ-タベ-スに基づくマルチメディア型作業環境の実現技術の研究

研究課題

研究課題/領域番号 01633521
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関神戸大学

研究代表者

田中 克己  神戸大学, 工学部, 助教授 (00127375)

研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
1989年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
キーワードオブジェクト指向 / デ-タ・ベ-ス / マルチメディア
研究概要

本研究は、オブジェクト指向パラダイムを用いたデ-タベ-スシステムを基盤とし、その上で種々の作業を行なう環境を実現することを目標とし、そのための実現技術に関して研究を行なうものである。具体的には、(1)ハイパ-メディアとオブジェクト指向デ-タベ-スの結合、(2)作業環境構築のための操作の部品化、(3)ビデオデ-タベ-スのためのデ-タモデルとユ-ザインタフェ-ス、(4)オブジェクトの合成操作の理論的検討などを行なった。(1)から(3)の概要は次のとおりである。
ハイパ-テキストシステムの本格的実用化を目指すためには、そのデ-タ内容の追加・削除・更新にともなって必要となる、(文書間の)リンク情報をいかに効率的に更新するかという点がきわめて重要となる。我々は各文書を属性値・テキスト表現つきのオブジェクトとみなし、文書間リンクを陽に設定するのではなく、その代わりに、オブジェクト指向デ-タベ-スへの質問をリンク先に設定することにより、上記の問題点が軽減できることに着目し、この考えに基づいたシステムTextLink-11を開発した。
デ-タベ-スを用いて種々の作業を行なうために、検索したデ-タ(関係表)の上で直接種々の操作やプログラムを起動できるような環境の実現を目指し、そのために必要な操作を部品という形で組込みめるようなシステムを試作した。例えば、検索したデ-タの一部の表示形式を変更したり、パラメ-タ化されたデ-タベ-ス質問を行や列に操作部品として張りつける機能を有している。
レ-ザディスクなどのビデオ情報を内容を非線形・対話的に利用しようとするために、オブジェクト指向モデルの観点からビデオデ-タベ-スモデルの構築を行い、また、これに基づきビデオデ-タの記述・検索システムを試作した。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 田中克己: "TextLink-II:an Object-Oriented Hypertext-Base System" Proceedings of the International Workshop on Future Databases'90. (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書
  • [文献書誌] 田中克己: "Deductive and Object-Oriented Databases(分担執筆)" North-Holland Publishing Company, 15 (1990)

    • 関連する報告書
      1989 実績報告書

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公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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