研究課題/領域番号 |
01633522
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
日高 達 九州大学, 工学部, 教授 (30037931)
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研究分担者 |
冨浦 洋一 九州大学, 工学部, 助手 (10217523)
中村 貞吾 九州大学, 工学部, 助手 (40198221)
吉田 将 九州工業大学, 情報工学部, 教授 (80039065)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
1989年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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キーワード | シソ-ラス / 動詞 / 上位下位関係 / 語義文 / 辞書 |
研究概要 |
本研究は、自然言語の機械処理に必要な知識のうち、語彙の意味に関する知識の一つである動詞間の上位-下位関係を、国語辞典の語義文から抽出する手法を開発することを目的とする。 動詞の多義性を考慮し、動詞をその語義ことに第一階述語論理のn項述語に対応させる。したがって、動詞間の上位-下位関係の抽出では、単に見出し動詞と上位-下位関係にある動詞(定義動詞)を抽出するだけでなく、定義動詞の語義の選択、及び、見出し動詞と定義動詞の変数の対応も考慮しなければならない。 前年度の成果をもとに、本年度は、動詞間の上位-下位関係の抽出支援システムを作成し、情報処理振興事業協会技術センタ-で編集された「計算機用日本語基本動詞辞書IPAL」を対象として抽出実験を行った。主な研究成果は以下の通りである。 1.上位-下位関係記述部の論理構造の抽出:前年度の成果をもとに、見出し動詞との上位-下位関係を記述する語義文の部分構造(上位-下位関係記述部)に対応する論理式を抽出するシステムを、語彙機能文法(LFG)を用いて作成した。 2.必要条件とヒュ-リスティックの設定:定義動詞の語義の選択および見出し動詞と定義動詞との変数の対応の選択をするための必要条件とヒュ-リスティックを設定した。 3.抽出支援システムの作成:1の出力に対して、2の必要条件を満足し、ヒュ-リスティックにより最適と考えられる、定義動詞の語義、見出し動詞と定義動詞との変数の対応の候補を求め、それを提示し、上位-下位関係の抽出支援をするシステムを作成した。 4.抽出実験:3のシステムを用いてIPALに対して抽出実験を行い約1200の動詞間の上位-下位関係を抽出した。
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