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アクチナイド化合物の高磁場下における遠赤外スペクトル

研究課題

研究課題/領域番号 01634501
研究種目

重点領域研究

配分区分補助金
研究機関神戸大学

研究代表者

難波 孝夫  神戸大学, 理学部, 助教授 (30091721)

研究分担者 国井 暁  東北大学, 理学部, 助手 (10004368)
太田 仁  神戸大学, 理学部, 助手 (70194173)
本河 光博  神戸大学, 理学部, 教授 (30028188)
研究期間 (年度) 1989
研究課題ステータス 完了 (1989年度)
配分額 *注記
3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
1989年度: 3,500千円 (直接経費: 3,500千円)
キーワードアクチナイド化合物 / 希土類化合物 / 4f電子系 / シンクロトロン放射光
研究概要

アクチナイド化合物の5f電子に関連した物性を理解するためには4f電子系の研究が不可欠であるという観点から希土類へキサボライト(MB_6:Mは希土類金属原子)の光学スペクトルの研究を次の二つのエネルギ-領域で行った。
(1)遠赤外領域
分子科学研究所の放射光施設で得られる高輝度遠赤外線を用いた分光実験により、低温で唯一半導体的性質を示すSmB_6のエネルギ-ギャップの観測を行った。透過及び反射スペクトルの解析からこの物質のマクロな物理量(比熱、電気抵抗等)の温度変化を矛盾なく説明できるギャップの値を得た。
(2)赤外領域
希土類化合物の伝導電子に関連した“プラズマウインドウ"領域の反射スペクトルを系統的に測定した。これにより、4f電子を含む希土類化合物はその強度が含まれるf電子数に比例して増加する“赤外吸収帯"を示すことを明らかとした。これは伝導電子であるs、p電子と4f電子間の相関によって生ずるものとみられ、今後アクチナイド化合物での同様な測定によってその起源が明らかになると期待される。

報告書

(1件)
  • 1989 実績報告書

URL: 

公開日: 1989-04-01   更新日: 2016-04-21  

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