研究概要 |
1.前年度の調査で、ジプチリ-ルcAMPやプロスタグランディンが効率よくシナプス形成を行う事を知り得たので、それらを用いてNG108-15筋スナプスを形成した。 2.イノシト-ル1,4,5三リン酸の細胞内注入。ホルボ-ルジプチレ-トとブラジキニンの細胞外からの投与によるシナプス伝達効率の変化を観察し、いずれも上昇させた。 3.細胞外と細胞内のCaの役割を、細胞外からのCaの流入を抑える条件下でシナプス伝達を調査した。 4.脳型(m1タイプ)のムスカリン性アセチ-ルコリン受容体遺伝子を、トランスフェクトしたNG108-BM8が、PI代謝を高める事を確認したので、それらの細胞相互間で、シナプス(ムスカリン性)結合が生じないかを調査したが結果はネガティブであった。
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