研究課題/領域番号 |
01638514
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研究種目 |
重点領域研究
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配分区分 | 補助金 |
研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
石川 裕二 琉球大学, 医学部, 助教授 (20110299)
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研究期間 (年度) |
1989
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研究課題ステータス |
完了 (1989年度)
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配分額 *注記 |
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1989年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
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キーワード | 神経 / 筋肉 / 発生 / メダカ / 形態形成 |
研究概要 |
メダカ尾鰭の筋肉(MIR筋)の発生とその神経支配の経過を、主としてWhole mount染色法により詳細に観察した。筋肉の分化に先だって運動神経の経路が形成されていることはますます確かになった。神経支配直前の時期のメダカ胚で神経の末端部がどのようになっているのか、を今後電子顕微鏡で調べる必要がある。 さらに、本年度のミュ-タントメダカの研究を開始した。Daというミュ-タントは尾部の形態に関して異常があることが知られている。Whole mount筋肉染色法などを用いて調べたところ、このミュ-タントにおいては、ステ-ジ31から骨格と筋肉の発生に異常がみられた。即ち、発生の途中で、尾部の背側の骨格と筋肉が腹側のものと同じ形をもつようになること(腹側化)が分かった。このミュ-タントにおいて、筋神経の走行がどのようになってくるかは、神経の経路形成において重要な問題なので、今後追及していきたい。
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